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IFに依存する危うさ…スピカさんへ

投稿者: soccerdaisuki2004jp 投稿日時: 2004/11/06 12:46 投稿番号: [57262 / 118550]
IFが、発行部数だけで価値が計れない自然科学系の雑誌で
その掲載論文の価値を推し量る指数として使われている事を説明しましたが
もう少し実情について…

最近その指数に疑問を投げかける論文も多く見られる様になってきたと言うことです
例えば古い文献でも長期に引用される可能性の有る文献を多く集めた
例えば生理学の「Journal of General Physiology」などと言う雑誌は
IFの計算が始まった1985年には110位だったのに
1995年には累積引用回数が重なって20位になっています
また基礎医学の分野で有名な神経科学雑誌「Brain」は215位から15位にジャンプアップしています
まあこれは中島みゆきの「地上の星」状態でしょうか(笑)

逆に総合誌で新しい文献を中心に意見交換がなされる「Lancet」は当初3位であったが28位にランクを落としている

このように累積型でIFを出すと古くても「定説」と言えるような論文を数多く持った雑誌は高いランクとなり
最先端論文ばかりを集めると低くなるという傾向が有るようです

そこで、直前の2年間を取ったり、特定の機関が引用する集中度を計算し、それを排除したり…
多くの方法がとられているようですが、どれも「一長一短」といった感じなのが実情の様です

それどころか自社の雑誌のIFを上げるための不正(自己引用等)も明らかになったりして…

やはりIFの高い雑誌に採用されたいと言う研究者の気持ちは分かりますが
読む者はそれに惑わされない態度も必要となって来るのでしょう
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