対イラク武力行使

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(zure) 彼と彼女と・・・

投稿者: pikaichi_kink_1000000 投稿日時: 2004/10/14 22:15 投稿番号: [55727 / 118550]
>私は今、友達に借りて読んでいる小説があります。
>DEEP   LOVEという話です。
>高校生で、援助交際をしている主人公のアユは、ある老人を通じて義之と知り合いました。
>義之は生まれながらに心臓に病気をもっていて義之の父は、治す気もなく女と酒ばかり。
>アユは、愛する義之と亡き老人の残した意志のため、援助交際をやめ、バイトをしはじめました。
>自分には金をかけず、義之の治療費のためにただただ、働きました。
>50万ほどたまったところで、義之の父から「1000万はかかる、おまえ、体売れ」と、言われます。
>確かに、そのほうが儲かる・・・
>アユは、援助交際を再開します。
>たくさんの男から、金を集めました。
>ほとんど何も食べずに。
>そして、自分がエイズに感染していることも知らずに。
>アユは、クリスマスの日、死にました。
>今まで、死んでもかまわないと思っていたアユが「まだ、死ねない、義之のために・・」涙を流しながら、死にました。
>義之の父は翌年自殺、その保険金も合わせて義之は手術に成功しました。
>「僕は、自分の意志に関係なく生かされている。」「私は、時代に流される楽な生き方を選んだ。」
>2人の想いは、交わることはありません。



彼と彼女の心は通じていなかったのであろうか。

HIVでカラダをボロボロにした彼女は黒猫のホーリーナイトであったかもしれない。

彼女に売春をさせた義之はあの画家だったのかもしれない。

いや、彼も黒猫だったかもしれない。

孤独が好きな2人の黒猫がときに互いにとっての画家になる。

しかし、2人とも黒猫になる時もある。


そう、2人とも孤独。

でも彼らは擦れ違わなかった。
擦れ違いはない。

お互いに孤独な孤独な黒猫のまま終わりたかった訳ではなかろう。

たぶん。

おそらく。

きっと。


二人の心は結ばれていた。


だが、二人の心には傷があった。


彼女は義之父から売春をせよといった時になぜ「いや!私を私だけを抱いてと義之さんに言いたいんです。」と言えなかったのだろう。

義之は彼女に甘えていた。
義之の父も彼女に甘えていた。

義之は彼女をテストしたともいえる。
本当は売春なんてしてほしくなかったはずだ。

「義之だけ。」「義之だけなんだから!」と叫んでほしかったであろう。

なのに、彼女は義之の真意を受け止められずに売春を再開した。

父は或る意味、義之に嫉妬していたのかもしれない。

義之は張り裂けんばかりの傷をさらに負った。
父も同様だろう。


もちろん、「いや!!!!!!!」といえなかった彼女も傷を負った。

彼女に「いい子」でいてほしくなかったであろう義之。

彼女は義之にとって「いい子」になってしまった。

彼女の人生は自己抑圧にくれた。

普通のバイトをしている時だけが「いいこ」で自己抑圧の彼女ではなかった。

いかんせん、資本主義社会。
搾取。
賃金は安い。

社会性の中に存在する彼女と義之であった。

義之と彼女は社会的存在である。

二人共に黒猫。
二人共に絵描き。
双方が逆の立場をしながら、愛し合った。

切り離されたのは「死」だけである。

義之と彼女を愛するがあまり自殺した老人、義之の父。
この人も儚い運命だったが、納得してるのだろう。

身を捧げる、つまりは献身という行為をすることによって。

残された義之。

義之は次の新しい段階に来た。

2人の献身的愛を受け入れるには時間がかかるだろう。

「愛してくれて有り難う。」と義之が言えるようになった時、義之は羽ばたく。

死亡した2人の2つの翼をつけて羽ばたくであろう。


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