ICJの特殊な性格
投稿者: etranger3_01 投稿日時: 2004/10/06 12:36 投稿番号: [55131 / 118550]
国際司法裁判所(ICJ)は、名は裁判所ですが、そこで下される「判決」は勧告的意見に過ぎず、通常の司法判断としての判決とはまた異なります。それは、この“裁判所”では弁護も検察も存在せず、裁判官18名によってのみ“判決”が下されるからです。
便宜上、“裁判所”と名乗っているため“判決”という表現を用いていますが、これは1)ICJが裁判所という名称で呼ばれていること、2)裁判所で下される判断は“判決”といわれることから、便宜上“判決”という表現が用いられているだけであり、それは通常の裁判所で上位から下される判決とはまた異なるものなのです。
参考:国連オンライン公式ページ
http://www.unic.or.jp/know/orgf5.htmしたがって、イスラエルの場合も「裁判にかけられた」のではなく、「ICJの勧告的意見によって違法行為を行っていると認定された」だけです。ICJは国家間の紛争を調停する機関であり、裁判機関ではないのです。便宜上、すでに国際仲裁法廷(主に経済問題を扱います)は存在しているので、ICJは別の名を持っているのです。
こういった語彙を正確に理解しないと、持論の起点で誤まった解釈をしているのでその後のポイントがすべて “ピントずれ”になってしまうことが、まだおわかりになっていないようですね。
これは メッセージ 55125 (tet010101 さん)への返信です.
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