【重要】よって張り付けの刑に処す!
投稿者: silverlining503 投稿日時: 2004/09/24 01:23 投稿番号: [54297 / 118550]
お久しぶりです>need2003さん
2004/ 9/24 1:04
メッセージ: 54294 / 54296
アバターとは?
投稿者: silverlining430
need2003さん
本当にお久しぶりですね。
懸念されている通り、注目の高級諮問委員会における国連安保理改革論議は、絵に描いた餅で終わるかもしれない感じですよ。
なぜかというと、国連改革といった場合、機構面の改革と手段面の改革の2つに大きく分かれるのですが、高級諮問委員会の中での議論は、手段面の改革に偏りすぎていて、機構の抜本改革の話にまで至っていないんです。
今のところ出ている案は、紛争終結直後に停戦合意を前提に展開されるPKOとは別に、紛争が顕在化した時点で迅速に、一定の強制力も持った部隊を現地に投入する「緊急展開部隊(Rapid Deployment force=RDF)」の設置構想と、イラクで活動した大量破壊兵器の国連査察団のノウハウを生かし、他国にも適用できるような査察機間を常設する案が浮上しています。
でも、これらのことって、国連安保理が採用する手段の話であって、安保理の機構が抱える問題をどうするのかって話になっていないんですよ。
僕が先に話した安保理構成国を多様化させ、複雑な外交チャンネルを駆使し、「根の深い紛争」を解決に導くって話も、これを本当に実現するなら、真っ先にしなけれならない話は、「P5の拒否権をどうするのか」って議論のはずなんです。
結局、P5の拒否権廃止まで視野に入れた改革論議をしないと、意味はないでしょうね。僕は廃止すべきだと思いますけど。
更にですね、安保理は紛争解決のための戦略をいろいろと考案しなければならないんですけど、非軍事的な発想で戦略を考案する場所が安保理の中にないんですよ。
軍事的な戦略を考案する場所はあるんですよ。国連憲章第47条に基づく「軍事参謀委員会」です。ここはP5のみで構成されている委員会ですが、完全に国家間戦争を想定したものでしかないんです。
非軍事的な措置として代表的なものは経済制裁なんですが、経済制裁以外にも、もっと様々なアイデアで紛争を予防・解決させていくのが安保理って場所のはずなんです。
けれど、紛争解決の戦略を練る場所が軍事参謀委員会しかないものだから、安保理の議題の関心事は、「武力行使をするか否か」みたいなシルバー503型(笑)がしきりに拒絶する「○×方式」の話になってしまうんです。イラク問題なんてのはまさにその典型でした。
そうならないためにも、ここは軍事参謀委員会を廃止して、紛争の予防まで考え、非軍事部門も含む多角的な戦略を考案・実施する平和構築委員会みたいなものを設置する必要があるかと思うんです。
となると、国連憲章も書き換える必要が出てくる。
それくらい突っ込んだ議論が不可欠のはずなんです。
けれどですね、高級諮問委員会の委員長をタイの元首相であるアナンさんが務めている(なので別名、アナン委員会)んですけど、この方が臆病とも言えるくらい極めて慎重になり過ぎていてですね、P5の拒否権の話とか国連憲章を変えるほどの突っ込んだ話をしたがらないんです。
いずれにせよ、「国連憲章変えてやる!」くらいの気概で安保理改革論議が行われることに期待するしかないんですけど・・・。
日本もですね、米国の票をもう一票増やすって形で常任理事国入りしても意味はないんですよ。「憲法を改正せずに常任理事国入りしたい」というのは、米国の票を増やすために日本は常任理事国入りするんじゃないって、米国に対するメッセージなんですけれど、米国がこのメッセージをどう受け止めているんでしょうかね?
日本が従来のP5とは違う働きをするためにも、軍事参謀委員会ではない、平和構築委員会みたいな場所が是非とも必要になると思うんです。そういう道筋を高級諮問委員会がつけてくれるといいんですけどね。
核分裂性物質の生産を完全に禁止するカットオフ条約の交渉に米国が入る意思を示し始めていますが、この動きをつくったのはどの国でもない日本です。猪口邦子さんが軍縮政府代表部大使を務めていたときに生み出された流れなんです。
日本には日本にしか発案できないアイデアがありますし、日本にしか実施できない戦略もあるはずです。それができる国として常任理事国入りできるといいなぁというのが僕の希望ですね。
これは need2003jp さんの 54220 に対する返信です
2004/ 9/24 1:04
メッセージ: 54294 / 54296
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投稿者: silverlining430
need2003さん
本当にお久しぶりですね。
懸念されている通り、注目の高級諮問委員会における国連安保理改革論議は、絵に描いた餅で終わるかもしれない感じですよ。
なぜかというと、国連改革といった場合、機構面の改革と手段面の改革の2つに大きく分かれるのですが、高級諮問委員会の中での議論は、手段面の改革に偏りすぎていて、機構の抜本改革の話にまで至っていないんです。
今のところ出ている案は、紛争終結直後に停戦合意を前提に展開されるPKOとは別に、紛争が顕在化した時点で迅速に、一定の強制力も持った部隊を現地に投入する「緊急展開部隊(Rapid Deployment force=RDF)」の設置構想と、イラクで活動した大量破壊兵器の国連査察団のノウハウを生かし、他国にも適用できるような査察機間を常設する案が浮上しています。
でも、これらのことって、国連安保理が採用する手段の話であって、安保理の機構が抱える問題をどうするのかって話になっていないんですよ。
僕が先に話した安保理構成国を多様化させ、複雑な外交チャンネルを駆使し、「根の深い紛争」を解決に導くって話も、これを本当に実現するなら、真っ先にしなけれならない話は、「P5の拒否権をどうするのか」って議論のはずなんです。
結局、P5の拒否権廃止まで視野に入れた改革論議をしないと、意味はないでしょうね。僕は廃止すべきだと思いますけど。
更にですね、安保理は紛争解決のための戦略をいろいろと考案しなければならないんですけど、非軍事的な発想で戦略を考案する場所が安保理の中にないんですよ。
軍事的な戦略を考案する場所はあるんですよ。国連憲章第47条に基づく「軍事参謀委員会」です。ここはP5のみで構成されている委員会ですが、完全に国家間戦争を想定したものでしかないんです。
非軍事的な措置として代表的なものは経済制裁なんですが、経済制裁以外にも、もっと様々なアイデアで紛争を予防・解決させていくのが安保理って場所のはずなんです。
けれど、紛争解決の戦略を練る場所が軍事参謀委員会しかないものだから、安保理の議題の関心事は、「武力行使をするか否か」みたいなシルバー503型(笑)がしきりに拒絶する「○×方式」の話になってしまうんです。イラク問題なんてのはまさにその典型でした。
そうならないためにも、ここは軍事参謀委員会を廃止して、紛争の予防まで考え、非軍事部門も含む多角的な戦略を考案・実施する平和構築委員会みたいなものを設置する必要があるかと思うんです。
となると、国連憲章も書き換える必要が出てくる。
それくらい突っ込んだ議論が不可欠のはずなんです。
けれどですね、高級諮問委員会の委員長をタイの元首相であるアナンさんが務めている(なので別名、アナン委員会)んですけど、この方が臆病とも言えるくらい極めて慎重になり過ぎていてですね、P5の拒否権の話とか国連憲章を変えるほどの突っ込んだ話をしたがらないんです。
いずれにせよ、「国連憲章変えてやる!」くらいの気概で安保理改革論議が行われることに期待するしかないんですけど・・・。
日本もですね、米国の票をもう一票増やすって形で常任理事国入りしても意味はないんですよ。「憲法を改正せずに常任理事国入りしたい」というのは、米国の票を増やすために日本は常任理事国入りするんじゃないって、米国に対するメッセージなんですけれど、米国がこのメッセージをどう受け止めているんでしょうかね?
日本が従来のP5とは違う働きをするためにも、軍事参謀委員会ではない、平和構築委員会みたいな場所が是非とも必要になると思うんです。そういう道筋を高級諮問委員会がつけてくれるといいんですけどね。
核分裂性物質の生産を完全に禁止するカットオフ条約の交渉に米国が入る意思を示し始めていますが、この動きをつくったのはどの国でもない日本です。猪口邦子さんが軍縮政府代表部大使を務めていたときに生み出された流れなんです。
日本には日本にしか発案できないアイデアがありますし、日本にしか実施できない戦略もあるはずです。それができる国として常任理事国入りできるといいなぁというのが僕の希望ですね。
これは need2003jp さんの 54220 に対する返信です
これは メッセージ 54294 (silverlining430 さん)への返信です.
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