対イラク武力行使

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わたしが愛する日本:No.2

投稿者: battamother 投稿日時: 2004/08/25 01:28 投稿番号: [51937 / 118550]
以前テレビで、スズメバチがミツバチの巣を襲うシーンを見たことがある。自らの砦を守るために、ミツバチは自分より大きく獰猛なスズメバチに、全身で抵抗し続けた。しかし、スズメバチの大きさと、鋭い歯にかなうはずもなく、ほとんどのミツバチが死に絶えた。胸の痛む映像だった。

以下、アグネス・チャンさんの『わたしが愛する日本』より

ブッシュ大統領は、『連合軍に協力しない国には、イラクの利権を分けない』とはっきり言明した。
『軍隊を出さなければゼネコンにプロジェクトを与えない。石油開発にも参加させない。金融の利権も渡さない』そういう恥知らずな表明に、戦争に反対したヨーロッパ諸国は、一層、反感を強めた。
一方、日本はイラクに5000億円の支援を約束した。その資金をどうやって使うかは細かく発表されていないが、日本政府からみれば、将来、その金が何らかの形で日本の企業に戻ってくるのが望ましい。そのためにもアメリカの要請に応じて自衛隊を送り出したというのが本音の話だろう。
アメリカの出した復興支援金の大半は、アメリカの企業に戻り、イラクの企業は復興のための事業にはほとんど参加できない。大きなプロジェクトは、すべてアメリカの思惑通りに振り分けられる。それで本当のイラクの人々のための支援と言えるだろうか?
自衛隊が派遣されたすぐ後に、バスラの発電所の再建プロジェクトが、日本企業に落札された。それは単なる偶然だろうか?
『これは利権のための戦争だ!』と叫ぶイラクの人達の声がなぜもっと日本に届かないのか、不思議でならない。

2004年6月28日、国連主導でできたイラクの暫定政府が、アメリカからイラクの主権を移譲された。
終戦宣言後も絶えることのなかったイラク人の激しい抵抗。白日の下にさらされた囚人の虐殺事件。とうとう確認されることのなかった大量破壊兵器の存在と戦争の大儀。これらによって、ブッシュ大統領は再選が危ぶまれるような窮地に陥っている。そのため、ブッシュ政権は、妥協して、国連にイラク復興の主導権を渡すことを了承した。これが今回の主権移譲の背景といわれている。
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