塩砂糖と「着ぐるみ愛」
投稿者: syoumenkyousi 投稿日時: 2004/07/02 22:17 投稿番号: [45844 / 118550]
非難中傷合戦であろうと、そこから得るものがなにもないというのは寂しいので、最後に、それはかとなくためになる情報でも散りばめて終わろうと思う。
>この小説のどこにも「着ぐるみ愛」はすばらしいとか、真の「愛」があったとか書いてない。・・・
古山高麗雄が、「着ぐるみ愛」を知っているはずもない。これはもうsyoumenkyousiの「気狂い」としか言えませんね
素晴らしいとかではなく、理解可能の範囲内の出来事だということね。例えば皇軍の人肉食でも、二通りあって、絶対的飢餓の果てのそれと、食糧がある程度あってのそれがあり、前者は理解の範囲内だけど、後者になると説明がつかなくなる。
以下、▼伏見憲明『<性>のミステリー』(講談社現代新書)より―─
★(伏見憲明の)注:男制/女制(ジェンダーとしての「男」「女」を示す場合は、この言葉を用いることにする)
▼ ・・・ 軍隊や寄宿舎、あるいは女性との交際に厳しい制限が課せられた社会では、同性間において、自然発生的に女制を投影された男性をめぐって恋愛や性行為が行われる。要するに、そういう空間では異制が勝手に作られるのである。生物学的な男性を女制にジェンダー化(あるいは生物学的な女性を男制にジェンダー化)せざるをえないほど、異性愛の力は強力に作用しているという証左だろう。
***
「そういう空間では異制が勝手に作られるのである」上に、芝居で女役をするのであるから、いわゆる「着ぐるみ愛」としての(疑似)異性愛の一形態を描いた作品と解釈してもいいわけだ。
あと軍隊の男性同性愛について(少しばかり)描いた演劇としては『PW』がある。
▼ 【PW−PRISONER OF WAR】
THE・ガジラ(10周年特別記念公演 )・・・1997年4月26日〜5月1日−紀伊國屋ホール
作・演出:鐘下辰男
出演:大西孝洋/木場勝巳/西山水木/KONTA/大鷹明良/小宮康孝/菅野久夫/植村喜八郎/猪野学/久江佐夜子/千葉哲也
登場人物:瀬川亨/並木/植村恵子/宮田/谷村/外山/山元/清水/佐々木/並木潤子/佐藤
▼感想*惑星KONTA−fragment
【PW−PRISONER OF WAR
http://www2s.biglobe.ne.jp/~s-kei/konta/2_970501.htm
***
欲情する着ぐるみの中に“声”もあり、『冬のソナタ』のチェ・ジウの声は低く、吹き替えの田中美里の声とは違う。でチェ・ジウのファンの方々が、その落差をどう埋めるかは興味もある。
▼伏見憲明『<性>のミステリー』(講談社現代新書)より―─
【「欲情の着ぐるみ理論」】
・・・
私たちが欲情しているものは、生物学的な「性」の現実(セックス)ではなく、その上にまとっている社会・文化的な「性」(ジェンダー)によって具現化された「女」像/「男」像である。いわば、男制/女制というのは、着ぐるみだ。私たちは熊やカエルのぬいぐるみを着込むように、男制と女制という着ぐるみを入念に頭からかぶって、恋愛市場に繰り出すことになる。
着ぐるみといってもそれが指し示しているものは服装だけではない。髪型、化粧、装飾品、しぐさ、体型、しゃべり方、声のトーン、香り、自己表現の方法、経歴、職業、所有車・・・・・・などさまざまな要素がミックスされたものであり、そこで求められる細かい想定は、それぞれの社会・文化、そして対象の嗜好によってかなり異なってくる。恋愛市場でもてはやされるためには、そこで現在、流通しているジェンダーイメージの傾向と対策を学ぶことが必要になってくる。
>この小説のどこにも「着ぐるみ愛」はすばらしいとか、真の「愛」があったとか書いてない。・・・
古山高麗雄が、「着ぐるみ愛」を知っているはずもない。これはもうsyoumenkyousiの「気狂い」としか言えませんね
素晴らしいとかではなく、理解可能の範囲内の出来事だということね。例えば皇軍の人肉食でも、二通りあって、絶対的飢餓の果てのそれと、食糧がある程度あってのそれがあり、前者は理解の範囲内だけど、後者になると説明がつかなくなる。
以下、▼伏見憲明『<性>のミステリー』(講談社現代新書)より―─
★(伏見憲明の)注:男制/女制(ジェンダーとしての「男」「女」を示す場合は、この言葉を用いることにする)
▼ ・・・ 軍隊や寄宿舎、あるいは女性との交際に厳しい制限が課せられた社会では、同性間において、自然発生的に女制を投影された男性をめぐって恋愛や性行為が行われる。要するに、そういう空間では異制が勝手に作られるのである。生物学的な男性を女制にジェンダー化(あるいは生物学的な女性を男制にジェンダー化)せざるをえないほど、異性愛の力は強力に作用しているという証左だろう。
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「そういう空間では異制が勝手に作られるのである」上に、芝居で女役をするのであるから、いわゆる「着ぐるみ愛」としての(疑似)異性愛の一形態を描いた作品と解釈してもいいわけだ。
あと軍隊の男性同性愛について(少しばかり)描いた演劇としては『PW』がある。
▼ 【PW−PRISONER OF WAR】
THE・ガジラ(10周年特別記念公演 )・・・1997年4月26日〜5月1日−紀伊國屋ホール
作・演出:鐘下辰男
出演:大西孝洋/木場勝巳/西山水木/KONTA/大鷹明良/小宮康孝/菅野久夫/植村喜八郎/猪野学/久江佐夜子/千葉哲也
登場人物:瀬川亨/並木/植村恵子/宮田/谷村/外山/山元/清水/佐々木/並木潤子/佐藤
▼感想*惑星KONTA−fragment
【PW−PRISONER OF WAR
http://www2s.biglobe.ne.jp/~s-kei/konta/2_970501.htm
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欲情する着ぐるみの中に“声”もあり、『冬のソナタ』のチェ・ジウの声は低く、吹き替えの田中美里の声とは違う。でチェ・ジウのファンの方々が、その落差をどう埋めるかは興味もある。
▼伏見憲明『<性>のミステリー』(講談社現代新書)より―─
【「欲情の着ぐるみ理論」】
・・・
私たちが欲情しているものは、生物学的な「性」の現実(セックス)ではなく、その上にまとっている社会・文化的な「性」(ジェンダー)によって具現化された「女」像/「男」像である。いわば、男制/女制というのは、着ぐるみだ。私たちは熊やカエルのぬいぐるみを着込むように、男制と女制という着ぐるみを入念に頭からかぶって、恋愛市場に繰り出すことになる。
着ぐるみといってもそれが指し示しているものは服装だけではない。髪型、化粧、装飾品、しぐさ、体型、しゃべり方、声のトーン、香り、自己表現の方法、経歴、職業、所有車・・・・・・などさまざまな要素がミックスされたものであり、そこで求められる細かい想定は、それぞれの社会・文化、そして対象の嗜好によってかなり異なってくる。恋愛市場でもてはやされるためには、そこで現在、流通しているジェンダーイメージの傾向と対策を学ぶことが必要になってくる。
これは メッセージ 45842 (syoumenkyousi さん)への返信です.
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