イラクの部族主義
投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2004/06/13 06:03 投稿番号: [43167 / 118550]
この間の偽結婚式の話しでも出たがイラクの社会構成は宗教の宗派もあるが、それ以上に家族、部族の関係を理解しないときちんと把握することはむづかしい。ファル−ジャの件にしても最初はアメリカ海兵隊が町の警護に当たったが、うまくいかなかった。確かにアメリカ軍は軍事力は圧倒的に優勢だが、市民全体を武力で弾圧するつもりで味方の犠牲者の数も考慮の上で(多数の一般市民の犠牲者がでることはいうまでもない)やる覚悟があるなら話しは別だが、町の平穏を保つのが目的ならこのやり方ではだめだ。
そこで地元の警察を使おうということになったがこれもだめだな。というのも、地元の警察は悪いことをやってる部族と親戚だったり近所付き合いがあったりするからきつことができない。この間日本人のジャーナリストが殺されたのも、多分付近の部族による強盗団によるものなんだろうが、地元警察は手をだしたがらない。なぜなら地元を牛耳るやくざの手下を逮捕などしたら後が恐いのはあたりまえ。
それに部族間の争いは部族間で処理するという風習もあるからややかこしい。これはイラクで起きたことではないのだが、アメリカで東南アジアの男性が殺された。警察は殺した男を逮捕したが数日後犠牲者の家族が「問題は解決したから殺人犯を釈放してくれ」と申し出てきた。殺した側と殺された側の家族が話し合って家畜を何頭かで弁償することで解決したと両方の家族は思ったらしい。彼らのもとの国ではそれでもいいがアメリカではそういうわけには行かない。このようなことがきっとイラクでもあると思う。だから警察だ裁判所だといっていみてもなかなか地元民には理解できないのではないだろうか。
じゃあ、どうするんだ?
これがこれからのイラクの課題だな。米軍や連合軍はイラク内の部族間の戦いを解決することはできない。これはイラク人がやらなきゃ駄目だ。
この部族間の亀裂についてイラク人のブログ、ヒーリングイラクが詳しい説明をしているので追って紹介しよう。英語で読んでみたい方は下記参照。
http://healingiraq.blogspot.com/
これは メッセージ 42965 (oxnardnokakashi さん)への返信です.
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