大統領にヤワル氏、イラク暫定政権
投稿者: zionisatou2 投稿日時: 2004/06/02 09:13 投稿番号: [41852 / 118550]
大統領にヤワル統治評議会議長…イラク暫定政権
【カイロ=岡本道郎】6月末の主権移譲の担い手となるイラク暫定政権の大統領に1日、統治評議会現議長のガジ・ヤワル氏(45)(イスラム教スンニ派)が選出された。国連のブラヒミ事務総長特別顧問が同日、発表した。
イラク大統領選出は旧フセイン政権が崩壊した2003年4月以来初めて。これを受けて、先に首相に選出されたイヤド・アラウィ氏は、女性6人を含む閣僚名簿を発表、暫定政権が発足した。昨年7月から限定的な行政権限を行使してきた統治評議会は解散した。今後、主権移譲、来年1月の国民議会選挙へ向けた最終準備が本格化することになる。
副大統領には、シーア派政党「ダアワ党」党首のイブラヒム・ジャアファリ氏と、クルド自治区議会議長のロウシュ・シャウェス氏の起用が決まった。
暫定政権は、2005年1月に行われる選挙で本格政権が樹立されるまでの短命政権で、大統領は名誉職的存在でもあるが、主権移譲を受けた「独立国家」イラクを国内外に代表する重要ポスト。ヤワル氏は1日の会見で、「自由独立、民主的な連邦制の故国を再建するため、我々イラク人は国連安保理決議を通じて完全な主権を得たいと望む」と述べ、あくまで完全主権を求めていく決意を強調した。
一方、アラウィ首相は同日の会見で、「イラクの敵を倒すためには、多国籍軍の参加が必要だ」と述べ、主権移譲後も、米軍主導の多国籍軍の駐留を求める考えを改めて強調した。
大統領選出は土壇場まで紛糾、ブラヒミ氏は当初、米政府の意中の人物でもあったアドナン・パチャチ元外相に大統領就任を打診したが、パチャチ氏が統治評の支持を得ていないことを理由に辞退、結局、ヤワル氏が最終的に選出されるという迷走劇も演じられた。
◆ヤワル氏、米で土木工学の修士号◆
すその長い服ディシュダーシャや、頭巾(ずきん)などアラブの伝統衣装をまとう部族の代表だが、実は米国での学生経験もあり、多彩な顔を持っている。
イラク最大のシャンマル部族の出身。フセイン政権時代には父親が、現在はおじが、それぞれ部族長を務める血筋の良さから、本人も「シェイフ(長老)・ヤワル」の名で呼ばれる。
サウジアラビアのリヤド大を卒業し、米ジョージワシントン大で修士号(土木工学)を取得した。
だが、1970年代半ば、フセイン政権により親族が殺害されたのをきっかけに亡命。フセイン政権崩壊までサウジで通信会社副社長を務めた。
部族の代表だが、党派には属さない。イラク統治評議会では、「温厚さと懐の広さ」(統治評筋)から一目置かれ、5月に殺害されたオスマン議長の後任に就任。主権移譲後の多国籍軍に対するイラク政府の決定権を強く主張し、存在感を高めた。
大統領指名受け入れ直前には「実権がなければ受けない」と主張した経緯もあり、首相との権限争いも考えられる。58年生まれ。(クウェート市 柳沢 亨之)(読売新聞)
[6月2日1時18分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040601-00000114-yom-int
コメント
カント曰く「馬鹿が騒いでも、歴史は進む」
まさにこの通りだな。
【カイロ=岡本道郎】6月末の主権移譲の担い手となるイラク暫定政権の大統領に1日、統治評議会現議長のガジ・ヤワル氏(45)(イスラム教スンニ派)が選出された。国連のブラヒミ事務総長特別顧問が同日、発表した。
イラク大統領選出は旧フセイン政権が崩壊した2003年4月以来初めて。これを受けて、先に首相に選出されたイヤド・アラウィ氏は、女性6人を含む閣僚名簿を発表、暫定政権が発足した。昨年7月から限定的な行政権限を行使してきた統治評議会は解散した。今後、主権移譲、来年1月の国民議会選挙へ向けた最終準備が本格化することになる。
副大統領には、シーア派政党「ダアワ党」党首のイブラヒム・ジャアファリ氏と、クルド自治区議会議長のロウシュ・シャウェス氏の起用が決まった。
暫定政権は、2005年1月に行われる選挙で本格政権が樹立されるまでの短命政権で、大統領は名誉職的存在でもあるが、主権移譲を受けた「独立国家」イラクを国内外に代表する重要ポスト。ヤワル氏は1日の会見で、「自由独立、民主的な連邦制の故国を再建するため、我々イラク人は国連安保理決議を通じて完全な主権を得たいと望む」と述べ、あくまで完全主権を求めていく決意を強調した。
一方、アラウィ首相は同日の会見で、「イラクの敵を倒すためには、多国籍軍の参加が必要だ」と述べ、主権移譲後も、米軍主導の多国籍軍の駐留を求める考えを改めて強調した。
大統領選出は土壇場まで紛糾、ブラヒミ氏は当初、米政府の意中の人物でもあったアドナン・パチャチ元外相に大統領就任を打診したが、パチャチ氏が統治評の支持を得ていないことを理由に辞退、結局、ヤワル氏が最終的に選出されるという迷走劇も演じられた。
◆ヤワル氏、米で土木工学の修士号◆
すその長い服ディシュダーシャや、頭巾(ずきん)などアラブの伝統衣装をまとう部族の代表だが、実は米国での学生経験もあり、多彩な顔を持っている。
イラク最大のシャンマル部族の出身。フセイン政権時代には父親が、現在はおじが、それぞれ部族長を務める血筋の良さから、本人も「シェイフ(長老)・ヤワル」の名で呼ばれる。
サウジアラビアのリヤド大を卒業し、米ジョージワシントン大で修士号(土木工学)を取得した。
だが、1970年代半ば、フセイン政権により親族が殺害されたのをきっかけに亡命。フセイン政権崩壊までサウジで通信会社副社長を務めた。
部族の代表だが、党派には属さない。イラク統治評議会では、「温厚さと懐の広さ」(統治評筋)から一目置かれ、5月に殺害されたオスマン議長の後任に就任。主権移譲後の多国籍軍に対するイラク政府の決定権を強く主張し、存在感を高めた。
大統領指名受け入れ直前には「実権がなければ受けない」と主張した経緯もあり、首相との権限争いも考えられる。58年生まれ。(クウェート市 柳沢 亨之)(読売新聞)
[6月2日1時18分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040601-00000114-yom-int
コメント
カント曰く「馬鹿が騒いでも、歴史は進む」
まさにこの通りだな。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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