対イラク武力行使

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OHCHの見解:ライターさん

投稿者: silverlining430 投稿日時: 2004/05/24 17:53 投稿番号: [40886 / 118550]
国連人権高等弁務官の見解は、今回の件が誤射であったかどうかについての判断を述べているわけではないんです。

なので、今回の件が米軍の誤射であるかどうかの判断材料の一つとして、これを紹介したgzaさんの情報源の提示の仕方が間違っていたというだけの話ですね。

この国連人権高等弁務官の見解の核心はですね…、

「誤射であろうがなかろうが、軍事的必要性の理屈を盾に、人道法からの逸脱行為を正当化しないでほしい」

ということなのです。

つまり、誤射であろうが、テロリストへの軍事拠点への攻撃であろうが、「人道法上保護されるべき文民と一般住民に被害が出た」ということが懸念されているのです。

現に、米国は「軍事拠点への攻撃でした」と述べて、自己のオペレーションの正当性を訴えていますよね。

しかし、事実として文民と一般住民に被害が出ており、人道法の規定をそもそも米軍は十分に配慮していたのですか?という異議を申し立てているんです。

で、もし十分に配慮していない節があるのなら、米国は「人道法上の原則を思い出してほしい」「軍事的必要性(以前ライターさんがおっしゃっていた戦数理論)を持ち出して、一般住民の被害を『付随的被害』といって片付けるのはやめてほしい」――と、国連人権高等弁務官が理性に訴えているわけです。

この一文が、それを証明しているといえるでしょう。

>>
even if there are security-related concerns, there can be no licence to commit carnage.
>>

「たとえ安全保障上の関心事が存在していたのだとしても、そのことが(一般住民への)殺戮を許す根拠になるわけではないのだ」

ということで、この国連の見解から、今回の件が誤射であったかどうかを論じるのは非常にナンセンスなのです。

この国連の見解から論じなければならないことは、今回の結婚式会場とも疑われている場所への攻撃が、軍事的必要性を根拠に行わなければならないほど緊急を要していたものなのかどうかということです。

僕は、おそらくそうした緊急性はなかっただろうと思うため、たとえ軍事拠点への攻撃だったとしても、米軍への不信が高まることは否めないと考えます。
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