大量破壊兵器の考え方
投稿者: zionisatou2 投稿日時: 2004/05/18 18:34 投稿番号: [40257 / 118550]
イギリスの情報機関のケリー博士が去年自殺して大騒ぎになったことがある。
そのケリー博士がイラク戦争開戦前に書いたの未公開の文書が発見されて、評判になったことがある。
「体制変革だけが危険を取り除くことができる」'Only regime change will avert the threat' というものである。
ケリー博士は相当優秀な人物と評価されていたらしいが、今から見ても大量破壊兵器の問題を、実によく理解していたと思われる。
今その重要な部分を訳した部分を再録してみる。
訳文
しかしイラクの生物・化学兵器は、アメリカ軍とイギリス軍の作戦上の能力に多大の影響を与えることは考えられない。また近隣諸国に多大の損害を与えるとは思えない。おそらく今日イラクからの真の脅威は化学生物兵器を戦争中に秘密に使用することや、テロリストによって世界中の民間人を対象に使われることである。アルカイダとの関連が議論されているが、どのみちこれは関連する主要なテロリストではない。イラクはテロ活動を長い間訓練しサポートしてきた。自らのスパイ組織を使ってテロ活動を始める能力は十分にある。
長期間の制裁でもイラクは依然として大量破壊兵器の軍事的完成の開発をしているのであるから、体制変革だけがそれを防ぐことができるだろう。
本文
The threat from Iraq's chemical and biological weapons is, however, unlikely to substantially affect the operational capabilities of US and British troops. Nor is it likely to create massive casualties in adjacent countries. Perhaps the real threat from Iraq today comes from covert use of such weapons against troops or by terrorists against civilian targets worldwide. The link with al-Qaeda is disputed, but is, in any case, not the principal terrorist link of concern. Iraq has long trained and supported terrorist activities and is quite capable of initiating such activity using its security services.
The long-term threat, however, remains Iraq's development to military maturity of weapons of mass destruction - something that only regime change will avert.
http://observer.guardian.co.uk/politics/story/0,6903,1032773,00.html
つまり大量破壊兵器問題というのは、地下に大量の化学兵器やミサイルが隠されていると考えられていたわけではない。
アメリカにも到達するような、大陸間弾道弾の発射サイトが隠されていると考えていたわけではない。
それが少量でも、テロリストを使って他国の市民の攻撃に使われたり、密かに戦争で使われたりしたら脅威だと考えていたようである。
これはこれで十分に脅威となることなのである。
現在の大量破壊兵器の問題も、こう考えれば十分ではなかろうか。
そのケリー博士がイラク戦争開戦前に書いたの未公開の文書が発見されて、評判になったことがある。
「体制変革だけが危険を取り除くことができる」'Only regime change will avert the threat' というものである。
ケリー博士は相当優秀な人物と評価されていたらしいが、今から見ても大量破壊兵器の問題を、実によく理解していたと思われる。
今その重要な部分を訳した部分を再録してみる。
訳文
しかしイラクの生物・化学兵器は、アメリカ軍とイギリス軍の作戦上の能力に多大の影響を与えることは考えられない。また近隣諸国に多大の損害を与えるとは思えない。おそらく今日イラクからの真の脅威は化学生物兵器を戦争中に秘密に使用することや、テロリストによって世界中の民間人を対象に使われることである。アルカイダとの関連が議論されているが、どのみちこれは関連する主要なテロリストではない。イラクはテロ活動を長い間訓練しサポートしてきた。自らのスパイ組織を使ってテロ活動を始める能力は十分にある。
長期間の制裁でもイラクは依然として大量破壊兵器の軍事的完成の開発をしているのであるから、体制変革だけがそれを防ぐことができるだろう。
本文
The threat from Iraq's chemical and biological weapons is, however, unlikely to substantially affect the operational capabilities of US and British troops. Nor is it likely to create massive casualties in adjacent countries. Perhaps the real threat from Iraq today comes from covert use of such weapons against troops or by terrorists against civilian targets worldwide. The link with al-Qaeda is disputed, but is, in any case, not the principal terrorist link of concern. Iraq has long trained and supported terrorist activities and is quite capable of initiating such activity using its security services.
The long-term threat, however, remains Iraq's development to military maturity of weapons of mass destruction - something that only regime change will avert.
http://observer.guardian.co.uk/politics/story/0,6903,1032773,00.html
つまり大量破壊兵器問題というのは、地下に大量の化学兵器やミサイルが隠されていると考えられていたわけではない。
アメリカにも到達するような、大陸間弾道弾の発射サイトが隠されていると考えていたわけではない。
それが少量でも、テロリストを使って他国の市民の攻撃に使われたり、密かに戦争で使われたりしたら脅威だと考えていたようである。
これはこれで十分に脅威となることなのである。
現在の大量破壊兵器の問題も、こう考えれば十分ではなかろうか。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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