対イラク武力行使

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

>WMD:うーん…、これは眉唾

投稿者: silverlining430 投稿日時: 2004/05/18 11:53 投稿番号: [40216 / 118550]
結局、「湾岸戦争後、イラクがWMDを大領備蓄している証拠は発見できなかった」との以前のケイ報告を覆すものではないと思う。

UNSCOMの初代委員長のエケウス氏は、「イラクが保有すると思われるWMDの95%は廃棄することに成功した」と述べているけれど、廃棄が確認できていない残りの5%程度は「脅威とは考えられない」と結論付けているよね。この結論に便乗しているのが、UNSCOMの団長時代、米国の諜報活動とUNSCOMの査察活動を一体化させ、かなり強硬にイラクに廃棄を迫る作戦を指揮したスコット・リッター氏だけど・・・。

だからエケウス氏の関心は、イラクのWMDの実物ではなく、開発能力の方に向けられているわけで、この態度は今も変わってないし、エケウス氏だけでなく、米国人で、イラクでの査察活動に携わった人のほとんどもこういう認識のはずだと思う。

今回発見されたものも、「脅威とは考えられない」廃棄事実が確認されていない残りの5%が、ちょろっと見つかったって程度の話じゃないかな?つまり、湾岸戦争以前に、フセイン政権が備蓄していたものの一部が見つかったってだけで、イラクの脅威を証明する新事実の登場というわけではないと思う。

・・・とはいえ、イラクのWMDの開発能力を脅威とする点では、エケウスもブリクスもケイも一致している。リッターはこの点については触れないけれど・・・。

では、その開発能力の脅威を取り除くためには、武力行使がよかったのか、それとも査察の継続がよかったのか・・・。あるいは、もっと総合的に考え、この脅威に対処するためにはどういう対策が有効なのか?

以上の点は、コストが大きく、望ましい手段とはいえない武力行使を押し止めるためにも、真剣に議論し、答えを出すべきこと。とりあえず、秋に出される国連安保理の改革案が、こうした問題に一つの答えを出す方向で進んでいるようなので、その議論をとりあえず注視しています。
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)