対イラク武力行使

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何度でも同じ過ちをくり返す日本・・・

投稿者: syoumenkyousi 投稿日時: 2004/04/22 19:44 投稿番号: [37530 / 118550]
  中島みゆきが「日本人は危ない、何度でも過ちをくり返す・・・」と歌ったのは、ペルーの日本大使公邸人質事件救出作戦の後の情況です。

  以下は、太田昌国『「ペルー人質事件』解読のための21章』(現代企画者)参照。

  在外公館が天皇誕生日を「ナショナル・デー」と称して祝うパーチーは莫大な費用を費やし、外務省バカ役人が何故バカなのかは、そんなことに800人もの人間を招待し年予算の25%を使うという事でも証明されますが、まあその会場がペルー解放を訴える武装グループ(MRTA:トゥパク・アマル革命運動)に乗っ取られ・・・てなわけで人質の日本人も「自己責任」なんて政府が言うか?

ペルーの貧困と豪華な祝宴、まったく釣り合わないですね。同じ人質でも月とすっぽん。で、スッポンの人質には何も言わなかったよね、政治屋ども。

  で、MRTAの主張を一応確認しておきましょう。
  「この軍事作戦は、フジモリ政府の人権侵害と大多数のペルー民衆にヨリいっそうの悲惨と飢餓をもたらしている経済政策を、日本政府が一貫して支持することを通して、、祖国へ干渉していることに抗議して行った」

  フジモリの経済施策とは、要するに市場原理主義の導入である。対外経済自由化、外資導入、増税、福祉切り捨て、外貨獲得のための輸出振興策など。もちろん日本でも忠犬小泉も民営化と称してそれと似たようなことを実行していますが、そんななかで「勝ち組、負け組」なども生まれてきています。多くの中産階級を抱えた日本でもその劇薬の毒のむごさが実感されて来ているのから見れば、その政策がペルーに実行されれば、ペルーの民衆がどうなるかは自明のことです。

  さて、メディアが人質事件の背景について、ちゃんとペルーの実態を伝えれば、少なくとも、あのフジモリが取った“国家テロ”むき出しの人質救出作戦への正当な批判があったものと思われるのですが、やはり私たちはメディアに操られ、見るべきものを何も見ず、戦士の虐殺死体を涙をながさず眺めてしまったのです。

  抵抗の戦士は多くの場合人質を殺せません。その現実の前ではフジモリの国家テロは圧倒的に優位です。だから特殊部隊は降伏した無抵抗の戦士を容赦なく射殺します。

  死者3人、戦士の死者14人。「日本人はみんな無事です・・・

  ・・・時が過ぎ、皮肉なことに今度は国家テロリズムの首謀者フジモリがその重大犯罪で裁かれる事になった。事実は戦士の暴力など比較にならない拷問拉致などの圧政。

  その犯罪者の引き渡しを求められて日本政府は拒否する。素晴らしい、ビンラディンの引き渡しを求められてたアフガニスタンはその「証拠を見せろ!」とまっとうなことを言ったが、日本政府はそんなことも言わず、わけのわかない理由でフジモリの引き渡しを拒否する。ペルー政府は直ちに曾野綾子邸を空爆し、東京を火の海にしても良いのだが、何故かやらない。不思議だ!どうしてテロ国家アメリカのようなことを他の国はしないのだろうか?
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