対イラク武力行使

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元凶?

投稿者: adven_exile 投稿日時: 2004/03/26 11:47 投稿番号: [34809 / 118550]
>この問題にはadven_exile氏が詳しいはず・・・

自分はしょせん旅人で、こっちに深入りする気はないし、まあこれまでも他所でさんざんやった議論だからねえ。
とりあえず入門的で読みやすく、廉価な参考文献を紹介しておきますね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004307848/ref=sr_aps_b_/249-0232324-5966772

「パレスチナ」   岩波新書   広河隆一

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/405901074X/qid=1080266393/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-0232324-5966772

「中東戦争全史」   学研M文庫   山崎雅弘

広河さんの本はパレスチナ支持者のバイブル。読み終わったら「今すぐパレスチナ解放のために戦うぞ!」と思わせるようなパワーがある。わかりやすい。でもかなりパレスチナにより過ぎ。
山崎さんの本は軍事マニア?なのかディテールにこだわる。広河氏が見せる激情がないから感動はないけど、ディテールにこだわるから中立的。
「パレスチナは可哀想!」と思いたいのなら前者。「なんでこうなった?」と知りたいのなら後者か。


あと、いくつか紛争を読む基本的なポイントをあげておくと

・「ずるい」を問題にするか「愚かさ」を問題視するか。
この50年間はイスラエルの「ずるさ」が続いた期間でもあるけど、同時にパレスチナが墓穴を掘り続けた50年間でもある。第2次大戦ではイギリス、冷戦中は米国側についたイスラエル。第2次大戦でナチ、冷戦中はソ連、世界の新左翼系団体、湾岸戦争でサダムについたパレスチナ。見事なまでの勝ち組と負け組。

・イスラエル側の徹底した国際世論不信。
これは歴史体験から。まあわかると思うが「ホロコーストの時に国際世論ってやつはどこにいた?   国際連盟は何をやっていた?   今さら何を言いたいのだ!」というヤツ。

・外部の「常識」、現実派の「妥協」を拒む超強硬派の存在
外部の常識で見れば「イスラエルは67年の戦争で占領した土地から撤退し、パレスチナ人がそこに国を作って仲良く共存」というのが常識だが、それが通用しない。
イスラエル側には「西岸もガザも神から与えられた民族の土地で、絶対割譲できない」というユダヤ教原理主義者がいる。彼らから見れば、オスロにサインしたラビンだけでなく、ガザや西岸の一部の入植地撤廃を決めたシャロンも民族の裏切り者。実際にシャロン暗殺計画の噂がある。
シャロンは右派で強硬派だけど、最右派や最強硬派ではない。もしもシャロンが暗殺されて後任にネタニヤフが就けば、私の言ってる意味がわかるようになると思う。(そういう事態だけは止めて欲しいが)

一方パレスチナ側には「西岸やガザだけでなく、67年以前のイスラエルも含む全パレスチナがイスラムの大地。ユダヤ人をヨーロッパや米に送り返すまで闘争は続く」というイスラム原理主義者がいる。その筆頭がハマスでありヤシンだった。
こういった双方の基地外を誰がどうやって抑え込むのか。

こんなところかしらね。
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