対イラク武力行使

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68年1月のテト攻勢は戦略的大勝利(2)

投稿者: kamakura2ss 投稿日時: 2004/02/29 23:42 投稿番号: [33146 / 118550]
テト攻勢は、解放戦線が一気にサイゴンを攻略しようとしたのか、底力を誇示しようとしたのか、謎が残るものの、当初南ベトナム政府軍や米軍に大きな打撃を与えたものの、ゲリラ戦では強いものの平地戦では、結局撃退され、莫大な犠牲を払った後退却する。

「テト攻勢」での北ベトナム軍と解放戦線の死者は3万人を越えたが、一方米兵の死者も約2,000人、南べトナム政府軍の死者約3,000人。

テト攻勢がアメリカに与えた衝撃は絶大なものがあった。この頃アメリカがベトナムに動員した兵力はほぼピーク時に近い53万人を数え、ベトナムに対する軍事予算は258億ドル。

これほどの「力」を投入しても、ベトナムは屈服の素振りすら見せないどころか、首都にまでいとも簡単に攻め込んでくるとは・・・。

テト攻勢は戦術的には失敗かと言えるが、戦略的な大勝利と言える。戦術よりも戦略的勝利の方が決定的。

どういうことか再度言う。「アメリカ軍は順調に勝っている」と聞かされてきたアメリカ国民は、大使館の安全すら保てない実情を見て、スッカリ不信感に陥り、米本国での反戦・嫌戦気分の盛り上がりにつながっていく。

アメリカの戦意をくじいたという点で、戦略的には、北ベトナムと解放戦線の勝利に大きく近づいた戦いだったのである。
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