かつての日本が良く分かる
投稿者: sciuciou 投稿日時: 2004/02/05 22:26 投稿番号: [31736 / 118550]
自衛隊をイラクに派遣するにあたっての、政治家の場当たり的な対応。自らの意思で責任のある決断をしようとせず、時代の流れを後追いするだけの政治家。今の政府与党を見ていると、つくづく日本の政治家には、シビリアンコントロールが無理なのだと分かる。
かつて軍の独走を許し第二次大戦へと突き進んでしまった時も、恐らく同じ様に政治がふがいなかったのだろう。
政府与党がイラク派兵の正当性を主張するとき、もっともらしい理屈は色々と言うけれども、結局のところアメリカに言われたからというのが本当のところだろう。自らの決断によるのではなく、アメリカに依存し着いて行くという形での意思決定。
かつて日本が太平洋戦争を始めた時も同じだったのだろう。ドイツと同盟を結び、当時の先進国ドイツを頼りにしての意思決定。あのときの日本は、ドイツに着いて行った。そしてドイツと共に敗戦国となり、その結果、被爆国というドイツ以上の被害を受けた。
今回の日本はアメリカについてイラクに派兵するが、その結果、アメリカは上手くイラクから撤退し日本だけが火傷をするということも十分ありうると思う。
マスコミは自衛隊に死傷者がでたらどうするのかと騒いでいるが、自衛隊は実質的な軍隊である以上、この問題提起はポイントが少しずれていると感じる。それよりも問題とすべきなのは、アメリカ対イスラムテロ組織の泥沼の内戦に、日本が巻き込まれないようにすることだろう。自衛隊のイラク派兵で真に問題なのはこの点であることを日本の政治家には認識してもらいたいと思う。
日本政府はアメリカに着いていくのではなく、自分の頭で考え自らの責任において意思決定すべきだ。その結果としてイラクに派兵するのであれば、それはそれで一つの選択肢だと思う。アメリカ政府はアメリカの国益の為にイラクへの自衛隊派兵を要求している。日本政府はその要求が日本の国益に沿うのかを自分の頭で考え意思決定すべきだ。
アメリカの言うことを聞いたって、その結果に対してアメリカが責任を取ってくれるわけではない。このあたりまえのことが、なぜか日本の政治家と官僚には理解出来ていないように思う。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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