放射能汚染
投稿者: namahamu3mai 投稿日時: 2003/12/11 16:09 投稿番号: [28740 / 118550]
事実なら、テロリストでなく、放射能にやられる。
http://www.bnn-s.com/bnn/bnnMain?news_genre=17&news_cd=H20021021677#
以下、リンク先が消えたときの為のコピー
12月11日 (木) 13時33分
自衛隊を被曝させるのか
文: 今井
「自衛隊のイラク派遣、本気でやめて下さい」
11月12日付の朝日新聞にひとつの「声」が載った。イラク南部のサマワに派遣される自衛隊員と交際している女性からの静かなる叫びであった。自衛隊の中でも死ぬかもしれないという恐怖を持つ隊員や、危険手当3万円の「給料」はすばらしいと考える隊員もいるだろう。しかし、サマワに眼に見えない恐怖が待ちわびていることには誰も気付かないのだろうか。
劣化ウラン弾である。湾岸戦争時にはアメリカなどによってこの付近で大量に使用され、イラク侵略でも使われた。劣化ウラン弾は放射性兵器であり、使用すると放射性粒子が空気中にまかれ、人間の肺に入り込む。そして放射線を体に浴び、ウランとしての重金属毒性も影響するので、各種ガンや白血病など発病する。米国湾岸戦争退役軍人協会によれば湾岸戦争に従軍した兵士の30%以上である約26万人が湾岸戦争シンドロームとされ、その多くに被曝の疑いがもたれており、現在までに約1万人弱が亡くなっている。
もちろん、使用された地域であるイラク人たちも多くの被害が出ている。日刊ベリタの報道によれば、サマワ産婦人科病院の複数の医師は91年以降、子どものガンが急速に増え始め、白血病、脳腫瘍などが3倍から4倍の出現頻度に達していることを確認した。このほか、妊婦の流産、先天性異常児の出産なども2倍から3倍に増えたという。現地に派遣された共同通信の記者も同様のことを述べていたことから、ある程度この情報は信頼できるであろう。
また、東京新聞は今日になって、サマワで高レベルの放射能汚染が発見されたと報じたことにより、サマワが汚染されたことは紛れもない事実ということが判明した。同紙は最近までイラクの劣化ウラン弾被害を調査していた森住卓さんのHPで書かれている「劣化ウラン弾が使われたことがはっきりした。長期滞在した場合は被ばくの危険は避けられない」という発言を取り上げている。
オランダ軍がサマワに派遣されたが、同国では派遣前に劣化ウラン弾による汚染が大きく問題になり、派遣反対の声が非常に強かったという。また、週刊金曜日の報道によると、イラク南部ナシリヤで攻撃にあったイタリア軍の間ではすでに7人が被曝している。
また、現地では日本人は歓迎するが、自衛隊は歓迎しないという声が強いと現地に行ったジャーナリストから聞いている。テレビの映像でも流れた自衛隊歓迎の横断幕は日本人が現地住民に頼んで書いてもらっただけであり、さらにいえば「自衛隊歓迎」などとはアラビア語では書いてはいない。「日本人歓迎」と書いてあるだけであり、ただの誤訳である(アジアプレスの綿井健陽氏のHPに詳しく書いてあります)。
自衛隊を派遣しないということはイラクの人々を見捨てるということではない。遅れながらも、現地では求められずニーズにも応えられ得ない自衛隊の派遣をストップし、人道支援をどうあるべきかを中心に論じるべきではないか。たとえば、劣化ウラン弾の除去はいまだに行なわれていないので、その除去に努めることや被曝した住民たちの医療支援を充実させる手立てを考え実行に移すことなどである。さらにいえば、劣化ウラン弾の使用禁止を日本政府が国連に提案し、その実現に踏み出すだけでも国際的な貢献として高く評価されるであろう。
国連や赤十字などが狙われる中、民間人の派遣は危険かもしれない。しかし、自衛隊を派遣するということはイスラム圏の人々全体を敵に回すということを忘れてはならない。これは他人事で論じてはいけないことを、まずは私たちの中で認識すべきではないだろうか。
■今井 紀明(いまい のりあき) 立命館慶祥高校3年生 今年2月よりライターの活動をはじめ、週刊金曜日や岩波書店月刊誌「世界」で小さな記事を書く。12月6日に「NO DU サッポロ・プロジェクト(仮名)」を設立。メルマガ「MOS」も好評配信中。今日の朝日新聞朝刊に記事掲載。
http://www.bnn-s.com/bnn/bnnMain?news_genre=17&news_cd=H20021021677#
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12月11日 (木) 13時33分
自衛隊を被曝させるのか
文: 今井
「自衛隊のイラク派遣、本気でやめて下さい」
11月12日付の朝日新聞にひとつの「声」が載った。イラク南部のサマワに派遣される自衛隊員と交際している女性からの静かなる叫びであった。自衛隊の中でも死ぬかもしれないという恐怖を持つ隊員や、危険手当3万円の「給料」はすばらしいと考える隊員もいるだろう。しかし、サマワに眼に見えない恐怖が待ちわびていることには誰も気付かないのだろうか。
劣化ウラン弾である。湾岸戦争時にはアメリカなどによってこの付近で大量に使用され、イラク侵略でも使われた。劣化ウラン弾は放射性兵器であり、使用すると放射性粒子が空気中にまかれ、人間の肺に入り込む。そして放射線を体に浴び、ウランとしての重金属毒性も影響するので、各種ガンや白血病など発病する。米国湾岸戦争退役軍人協会によれば湾岸戦争に従軍した兵士の30%以上である約26万人が湾岸戦争シンドロームとされ、その多くに被曝の疑いがもたれており、現在までに約1万人弱が亡くなっている。
もちろん、使用された地域であるイラク人たちも多くの被害が出ている。日刊ベリタの報道によれば、サマワ産婦人科病院の複数の医師は91年以降、子どものガンが急速に増え始め、白血病、脳腫瘍などが3倍から4倍の出現頻度に達していることを確認した。このほか、妊婦の流産、先天性異常児の出産なども2倍から3倍に増えたという。現地に派遣された共同通信の記者も同様のことを述べていたことから、ある程度この情報は信頼できるであろう。
また、東京新聞は今日になって、サマワで高レベルの放射能汚染が発見されたと報じたことにより、サマワが汚染されたことは紛れもない事実ということが判明した。同紙は最近までイラクの劣化ウラン弾被害を調査していた森住卓さんのHPで書かれている「劣化ウラン弾が使われたことがはっきりした。長期滞在した場合は被ばくの危険は避けられない」という発言を取り上げている。
オランダ軍がサマワに派遣されたが、同国では派遣前に劣化ウラン弾による汚染が大きく問題になり、派遣反対の声が非常に強かったという。また、週刊金曜日の報道によると、イラク南部ナシリヤで攻撃にあったイタリア軍の間ではすでに7人が被曝している。
また、現地では日本人は歓迎するが、自衛隊は歓迎しないという声が強いと現地に行ったジャーナリストから聞いている。テレビの映像でも流れた自衛隊歓迎の横断幕は日本人が現地住民に頼んで書いてもらっただけであり、さらにいえば「自衛隊歓迎」などとはアラビア語では書いてはいない。「日本人歓迎」と書いてあるだけであり、ただの誤訳である(アジアプレスの綿井健陽氏のHPに詳しく書いてあります)。
自衛隊を派遣しないということはイラクの人々を見捨てるということではない。遅れながらも、現地では求められずニーズにも応えられ得ない自衛隊の派遣をストップし、人道支援をどうあるべきかを中心に論じるべきではないか。たとえば、劣化ウラン弾の除去はいまだに行なわれていないので、その除去に努めることや被曝した住民たちの医療支援を充実させる手立てを考え実行に移すことなどである。さらにいえば、劣化ウラン弾の使用禁止を日本政府が国連に提案し、その実現に踏み出すだけでも国際的な貢献として高く評価されるであろう。
国連や赤十字などが狙われる中、民間人の派遣は危険かもしれない。しかし、自衛隊を派遣するということはイスラム圏の人々全体を敵に回すということを忘れてはならない。これは他人事で論じてはいけないことを、まずは私たちの中で認識すべきではないだろうか。
■今井 紀明(いまい のりあき) 立命館慶祥高校3年生 今年2月よりライターの活動をはじめ、週刊金曜日や岩波書店月刊誌「世界」で小さな記事を書く。12月6日に「NO DU サッポロ・プロジェクト(仮名)」を設立。メルマガ「MOS」も好評配信中。今日の朝日新聞朝刊に記事掲載。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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