戦闘終結宣言半年
投稿者: need2003jp 投稿日時: 2003/11/07 15:59 投稿番号: [27524 / 118550]
もうそんなになるのかな。そういえば、バグダッドの共同通信の編集委員をしている石山永一郎という人が、イラク情勢について、次のようなコラムを掲載している。
(記事全文)
イラク駐留の米兵が、いら立ち、殺気立っている。米政府による5月1日の大規模戦闘終結宣言から半年たつが、攻撃による米兵の死者は、最近また増える傾向にあり、2、3人が犠牲になる日が多い。
米兵への襲撃回数は、1日平均30回を超えるようになった。戦闘終結どころか「大規模ゲリラ攻勢」にさらされているかのようだ。
「通りの向こうまで立ち去れ。今すぐだ。うるさい。ここで議論するつもりなどない」
ラマダン(断食月)初日の10月26日、米軍関係者が駐留するアルラシード・ホテルがロケット砲攻撃を受けたとき。はるか手前に立ちはだかった米兵は、銃を手にかけたまま、各国の報道陣に言い放った。
市中心部のパレスチナホテル周辺でカメラを向けると、米兵が駆け寄ってきた。「鉄条網は駄目だ。撮影禁止だ」。各国報道陣のほか米軍関係者も一部宿泊している同ホテルは「次の標的」とうわさされ、高さ3メートルのコンクリート塀と鉄条網で囲まれて、まるで要塞のようだ。
イラク南部の古代遺跡の地キシュを訪れた時は、遺跡の上に陣地を置く米兵に通告された。「今度来るときは、遠くでクラクションを鳴らして止め、歩いて来い。でなければ撃つ」
米兵の自爆攻撃が頻発していることから、状況はイラクの「パレスチナ化」にも見える。だが、自爆以外に抵抗手段がないといえるパレスチナ人と比べ、武器が豊富に残されているイラクでの米兵攻撃の手段は、ロケット砲、狙撃、爆発物設置など多岐にわたっている。むしろ、「ベトナム(戦争)化」しつつあるとの声をしばしば聞く。
ここでは、かつてのベトナム以上に「敵」の姿が判然としない。米軍は米兵への襲撃を旧フセイン勢力やアルカイダなどの国際テロ組織による「テロ」としているが、戦争犠牲者の遺族、インフラ復旧の遅れや失業にいら立って米兵を「ごう慢」とみる一般市民など、米兵攻撃の動機はイラク全土に満ちている。最もふさわしい形容は、国際支援団体なども標的とされた「ロシア・チェチェン化」かもしれない。
常に緊張を強いられる米兵が哀れに見えるときもある。ペンシルベニア州出身の童顔の兵士はバグダッド市内で「あと1週間で休暇がもらえる。米国に帰れるのが楽しみなんだ」と無邪気なほどの笑顔で話した。
イラク南部の治安が改善していることは、1つの希望かもしれない。地元住民の評判のいい韓国軍、フィリピン軍、ポーランド軍などの展開が、イラク人の心理に影響を与えているように見える。南部ナシリアで韓国兵が開く「テコンドー教室」は、町の人々の人気を得ている。
「アリババ」と呼ばれる強盗団の犯罪がやや減っていることも、バグダッドの市民にとっては朗報だ。その代わりに、現在のイラクで最も危険な場所は「米兵のいる場所」になりつつある。襲撃の巻き添えになったり、襲撃と誤解されて米兵に銃撃されることを人々は恐れている。
「米兵がいる限り戦争は続く」とささやくイラク人は多い。戦争を遂行した時計の針は戻らない。しかし、イラク人にとって、望ましい新たな国もまだ判然としない。米国の苦悩とイラクの悲劇。ともに収束の明かりが見えていない。(以上)
あと付け加えれば、劣化ウラン弾の問題(27824、27825)についても、もっと判然とした情報が欲しいな。あれは、ゴミの中でも、かなり性質の悪い核のゴミだから、米軍は、そんなものをバグダッドの市街地にぶっ放したりしているし・・・自国の兵士も知らないというのだから、戦争というものは、罪深いものだなあ。
serious consequencesで案山子さんは、ヒステリックになっていましたが、俺から見れば、劣化ウラン弾なんて危険なものをぶっ放して、後々癒せぬ禍根を残そうとしている米国に、どうも釈然としない気持ちがあるんですよね。それが、世界保健機関(WHO)で認められていないという事実とはいえ・・・
(記事全文)
イラク駐留の米兵が、いら立ち、殺気立っている。米政府による5月1日の大規模戦闘終結宣言から半年たつが、攻撃による米兵の死者は、最近また増える傾向にあり、2、3人が犠牲になる日が多い。
米兵への襲撃回数は、1日平均30回を超えるようになった。戦闘終結どころか「大規模ゲリラ攻勢」にさらされているかのようだ。
「通りの向こうまで立ち去れ。今すぐだ。うるさい。ここで議論するつもりなどない」
ラマダン(断食月)初日の10月26日、米軍関係者が駐留するアルラシード・ホテルがロケット砲攻撃を受けたとき。はるか手前に立ちはだかった米兵は、銃を手にかけたまま、各国の報道陣に言い放った。
市中心部のパレスチナホテル周辺でカメラを向けると、米兵が駆け寄ってきた。「鉄条網は駄目だ。撮影禁止だ」。各国報道陣のほか米軍関係者も一部宿泊している同ホテルは「次の標的」とうわさされ、高さ3メートルのコンクリート塀と鉄条網で囲まれて、まるで要塞のようだ。
イラク南部の古代遺跡の地キシュを訪れた時は、遺跡の上に陣地を置く米兵に通告された。「今度来るときは、遠くでクラクションを鳴らして止め、歩いて来い。でなければ撃つ」
米兵の自爆攻撃が頻発していることから、状況はイラクの「パレスチナ化」にも見える。だが、自爆以外に抵抗手段がないといえるパレスチナ人と比べ、武器が豊富に残されているイラクでの米兵攻撃の手段は、ロケット砲、狙撃、爆発物設置など多岐にわたっている。むしろ、「ベトナム(戦争)化」しつつあるとの声をしばしば聞く。
ここでは、かつてのベトナム以上に「敵」の姿が判然としない。米軍は米兵への襲撃を旧フセイン勢力やアルカイダなどの国際テロ組織による「テロ」としているが、戦争犠牲者の遺族、インフラ復旧の遅れや失業にいら立って米兵を「ごう慢」とみる一般市民など、米兵攻撃の動機はイラク全土に満ちている。最もふさわしい形容は、国際支援団体なども標的とされた「ロシア・チェチェン化」かもしれない。
常に緊張を強いられる米兵が哀れに見えるときもある。ペンシルベニア州出身の童顔の兵士はバグダッド市内で「あと1週間で休暇がもらえる。米国に帰れるのが楽しみなんだ」と無邪気なほどの笑顔で話した。
イラク南部の治安が改善していることは、1つの希望かもしれない。地元住民の評判のいい韓国軍、フィリピン軍、ポーランド軍などの展開が、イラク人の心理に影響を与えているように見える。南部ナシリアで韓国兵が開く「テコンドー教室」は、町の人々の人気を得ている。
「アリババ」と呼ばれる強盗団の犯罪がやや減っていることも、バグダッドの市民にとっては朗報だ。その代わりに、現在のイラクで最も危険な場所は「米兵のいる場所」になりつつある。襲撃の巻き添えになったり、襲撃と誤解されて米兵に銃撃されることを人々は恐れている。
「米兵がいる限り戦争は続く」とささやくイラク人は多い。戦争を遂行した時計の針は戻らない。しかし、イラク人にとって、望ましい新たな国もまだ判然としない。米国の苦悩とイラクの悲劇。ともに収束の明かりが見えていない。(以上)
あと付け加えれば、劣化ウラン弾の問題(27824、27825)についても、もっと判然とした情報が欲しいな。あれは、ゴミの中でも、かなり性質の悪い核のゴミだから、米軍は、そんなものをバグダッドの市街地にぶっ放したりしているし・・・自国の兵士も知らないというのだから、戦争というものは、罪深いものだなあ。
serious consequencesで案山子さんは、ヒステリックになっていましたが、俺から見れば、劣化ウラン弾なんて危険なものをぶっ放して、後々癒せぬ禍根を残そうとしている米国に、どうも釈然としない気持ちがあるんですよね。それが、世界保健機関(WHO)で認められていないという事実とはいえ・・・
これは メッセージ 27464 (oxnardnokakashi さん)への返信です.
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