対イラク武力行使

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アメリカの意図ってこんなとこ?

投稿者: makoji_from_kagoshima 投稿日時: 2003/03/20 21:40 投稿番号: [2584 / 118550]
アメリカは独裁者を排除するという。フセインは政権の維持のために多くの民衆に弾圧を加えたという。がしかし、今度の戦争で奪われるであろう人命と比べたら「些細」な数というしかない。

もちろん、フセイン政権下では多くの戦争が行われ、多くの人命が奪われたことは看過できない。しかしながらそのことで多大な被害を被ったはずの国民からフセイン政権を糾弾する声はあまり聞かない。もちろん秘密警察が怖いとか民主的でない理由によるところが大きいであろうが、国民に信任されていない政権であるなら秘密警察の有無に関わらず政権は倒れてしまうだろう。国内政治は飴とムチの使い分けがかなり激しいらしいが、国民の多くはその飴の部分を評価しているということになる。

フセイン政権は他国を侵略した経歴を持つから国内の視点からだけ論ずるのは良くない。実際に戦争になったイランやクウェート、弾道ミサイルの射程圏内にある周辺諸国の意向も勘案すべきだ。が、アメリカ支持を打ち出している国の中に該当する国はない。国内のイスラム過激派を刺激するのを避けていることもあるが、それ以上に国内世論を重視した結果と考えるべきで、イスラムの反米感情はそれだけ強いと言える。

アメリカはイラクが大量破壊兵器を持つ点を憂慮しているようであるが、査察が強固に行われている現状でこれ以上の兵器開発は無理だし、現有の兵器では周辺諸国までしか対象に出来ないがその周辺諸国の賛同を得ない以上、イラクが持つ大量破壊兵器が国際社会の驚異であるという論法にも無理がある。

今回の戦争はアフガニスタン戦争からの流れという意味ではテロ支援国家の排除という理由付けもあるのだが、それならスーダンなどの方がはるかに怪しいし、その他にもいくつか怪しい国はある。フセイン政権も同じイスラム教という接点でアルカイーダをはじめとするイスラムテロ組織と何らかの接点はあるだろうが、積極的に支援をしているという話でもなさそうだ。

じゃ、いったい何のために何万、下手したら何十万もの人命を奪う戦争を行うのだろう?

第1次湾岸戦争前、イラクはアメリカに対してクウェート侵攻の是非を打診した。アメリカはクウェート侵攻に関与しないという言質を得た上でイラクはクウェートへの侵攻を企てている。にも関わらずクウェート解放の為の戦争が勃発した。

ふと、大阪冬の陣・夏の陣を思い出した。開戦の口実は豊臣方の徳川方への不忠行為にあるのだが、本当の目的は将来の禍根となりうる豊臣家の根絶。冬の陣で外堀を埋め、夏の陣でトドメを指す。開戦の口実は独裁政権・大量破壊兵器の保有・テロ組織支援などいろいろあるが、本当の目的は戦略物資となる石油の独占。第1次戦争でクウェートを勢力下に納め、第2次戦争でイラクも勢力下に納める。

米ソ冷戦が終わったのはいいものの、第2のソ連が今後国際社会に登場しないとも限らない。中東戦争に疲れて親米路線に切り替えたサウジアラビアを含めてクウェート・イラクも勢力下に押さえることができるならば、世界に埋蔵する石油の大半はアメリカの勢力下に収められ、今後ともアメリカの安全は保障される。

第1次世界大戦後、連合国側はドイツに勝利したことを喜ぶだけでその後の対策を怠ったために第2次世界大戦が起きてしまった。ソ連に勝利したことを喜ぶだけでは次がないとも限らないよね。
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