血
投稿者: haru341 投稿日時: 2003/04/07 23:59 投稿番号: [21821 / 118550]
民主主義国家の人々は『開放』と言う言葉に弱い。
今回の戦争でも、アメリカの世論の7割が、「大量破壊兵器が見つからなくてもこの戦争は正しい」と考えている。
これは、共産主義からの開放を謳ったベトナム戦争や、ヨーロッパ植民地支配からのアジアの開放を謳った旧日本軍の太平洋戦争とかわらない。
国家は国民の指示を失いかけると、自国民に対して、「我が国は幸福である。だから虐げられる国の民衆を救わなければならない」と説く。
これは、国内の問題から目を背けさせ、危機感を煽って国民の結束を固める効果が高いからだ。
今回の戦争において、アメリカ国民は大きな痛みを伴うこと無しに、『イラク国民を独裁者から解放』したという美酒に酔うだろう。
しかしながら、アメリカの国内経済は斜陽を迎え、今後国内でフラストレーションが高まっていく(同時に支持率が下がる)ことは確実だ。
ブッシュ政権はまだ長い任期を残しており、今期中に『ブッシュの政権維持』のためにもう一度戦争をすることを求められるだろう。
正義と悪は相対的なものに過ぎないのだから、悪と見なされる国は決して尽きることは無い。
今回の戦争で、アメリカ国民は「現代の戦争は痛みはない」ことを学習する。アメリカは今後、民衆自身の意思によって軍事重視に傾倒していくだろう。
『民衆はパンと見世物(血)を求める』・・・ギリシャで民主主義が興ったときから変わる事のない現実だ。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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