対イラク武力行使

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武力による武装解除措置?

投稿者: athuhisa 投稿日時: 2003/04/03 14:50 投稿番号: [19508 / 118550]
>一言で言えばこういう事です。
この状態は、「武力行使による武装解除措置」であって、//

  これは、明かに違うでしょう。ブッシュ政権は「フセイン政権の打倒」を明言してますよね。武装解除と政権打倒はまるで違います。武装解除とは、あくまで、当時国の政権に対して要求し、時には「脅し」をかけてでも実行させるものです。もし、米英の攻撃を「武力行使による武装解除措置」で規定しようと思うならば、米英は「停戦のための条件=武装解除」を示さなくてはなりません。しかし、英米が実際に要求しているのはフセイン大統領の亡命であり、そのうえ、大統領が亡命しても米英軍はイラクを占領(解放?)すると、公式に宣言しています。
  もし、イラクが大量破壊兵器を隠匿しているのであれば、それを破棄させることは、国際社会の一致した意志でしょう。国連安保理は、この要求を貫徹するために、決議1441を採択したわけですが、あくまでも、その要求対象はイラクのフセイン政権です。国連はアメリカ政府に「イラクの武装解除」を要求したわけじゃありません。
  決議1441では、「査察に全面的に協力しなければ、深刻な事態を招く」と警告していますが、その「深刻な事態」の具体的内容を決めるのも、いつ「非協力」だと認定するのかも、フセイン政権と交渉しているUNMOVICからの報告を受けた、国連安保理が決定することですよね。フランス提案のように、もし安保理が国連軍を結成し、強制査察に踏み切った結果、イラク軍と戦闘になったのなら、これは「武力による武装解除」と規定しても良いと思いますが、現在の状況はまるで違います。

  UNMOVICは「大量破壊兵器所持の証拠は見つかっていない」と報告し、「あと数カ月の査察で任務を完了できる」という見通しを示しました。それを受けて、加盟国、理事国の大多数は「査察継続」を主張しました。しかし、米英は「数日で成果が示せなければ、査察を打ち切り、武力攻撃する」決議案を提出したのちに、結局、採決を回避して、米英西合意のみでの武力攻撃に踏み切ったのです。それも、「国連の意を受けた、武力による強制査察」を実行したのではなく、「フセイン政権打倒」「イラクおよび中東の民主化」という旗を挙げてです。
  「査察に協力しないと殴るぞ!」と脅したのは安保理ですが、当の安保理が「もう時間切れだ、武装解除の意志なしとみなす」と判断したわけでもないのに、米英は「国連が『殴る』と警告したのに、イラクは従わなかった。だからオレたちが『殺す』のは正当だ」と言ってるわけです。これは、明かに「武力による武装解除措置」ではなく、隠匿が実証されてもいない「大量破壊兵器」を口実にした「侵略」としか言えません。
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