民主主義国家のマスコミの義務とは
投稿者: capptilli 投稿日時: 2003/03/28 11:00 投稿番号: [15399 / 118550]
TBSやテレビ朝日(朝日新聞)の報道を「偏向報道」って批判する人がいるけど、批判する前に、そもそも「民主主義国家におけるマスコミの義務とは何か?」を勉強してみたらどうだろう?
民主主義国家におけるマスコミの義務とは、一言で言えば、「その時々の国家権力・政府のあり方を、批判的に検証する」ことです。この「批判的に」っていうところがポイント。政府を自由に批判できて、はじめて民主主義は成立する。これは、北朝鮮やイラクを見ても明らか。そのために、日本をはじめ多くの国が、「表現の自由」「報道の自由」を手厚く保護している。何故「報道の自由」が手厚く保護されるかというと、それは、その時々の政権を批判する自由を保障することが最大の目的なのです。
さらに日本の場合、第2次大戦前・戦争中は、ほとんどすべてのマスコミが、軍部の大本営発表をそのまま報道し、日本に不利になる報道はせず、ひたすら戦争を容認・賛美する報道をし、その結果、広島・長崎に原爆を落とされるという、悲惨な末路を迎えた。
そこで、終戦直後、日本のマスコミはすべて、「もう軍部の大本営発表をうのみに報道することはしない。マスコミ自らが取材をして報道する。軍部の暴走にはマスコミがきちんと批判をし、戦争にストップをかける」と反省・決意した。戦後の日本のマスコミは、すべてここからスタートしている。
この点からすると、アメリカ・日本政府の方針に疑問を提示し、反戦を唱える、TBSやテレビ朝日(朝日新聞)は、終戦直後の反省・決意を、いまでも忠実に維持している。
他方、販売部数1位のY新聞や、タカ派報道で有名なS新聞は、終戦直後の反省・決意を完全に忘れ、戦前・戦中のひたすら戦争・軍部を賛美していたマスコミとほとんど同じレベルに戻っている。
どちらが、「民主主義国家におけるマスコミの義務」を忠実に履行しているかは、一目瞭然。
築地さんの「ニュース23」は、決して偏向などではない。むしろ、彼は、上に述べたマスコミ精神を良く理解している。築地さんは、あるいは、憲法学等もよく勉強しているのかもしれない。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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