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ハマス、ついに停戦提案−2

投稿者: battamother 投稿日時: 2009/01/17 01:59 投稿番号: [116069 / 118550]
以下は、1月13日の産経新聞デジタル版。
ここへきてハマスが態度を軟化させたことの理由には、イスラエル軍との激戦で、戦闘員や武器が不足しつつあることとあり、ガザの市民の犠牲者がこれ以上増えないようにということは全く触れられてはいない。


【エルサレム=黒沢潤】パレスチナ自治区ガザ地区で、イスラエル軍と交戦するイスラム原理主義組織ハマスのハニヤ前自治政府首相は12日、イスラエルとの停戦に前向きな姿勢を見せた。背景には、17日間にわたるイスラエル軍との激戦で、戦闘員や武器が不足しつつあるなどの事情があるとみられる。イスラエルはしかし、ハマスへの攻撃を強め、停戦を有利に進めたい考えだ。
ハニヤ氏は地元ハマス系のテレビで、イスラエル軍が攻撃をやめ、撤退すれば、「いかなる動きにも協力する」と、停戦に初めて柔軟な姿勢を見せた。
これまで強硬姿勢を貫いたハマスがここに来て、態度を軟化させた背景には、交戦で自陣営に大きな被害が出ていることがある。
ガザ市街地では依然、激しい抵抗が続いているものの、ハマスは主力の戦闘員300人以上を失った。
イスラエル軍は侵攻当初、1日に最大200発のロケット弾発射を見込んだが、最近は多くて70発、ここ数日は20発程度だ。
これは、イスラエル軍がガザを3つに分断して、武器の輸送網を完全に遮断しているほか、武器庫を連日のように爆破していることが要因だ。エジプト側から武器を入手するガザのトンネル(250本前後)へも連日、空爆を続けており、ハマスは“兵糧攻め”を強いられているに等しい。
シリアやレバノンを拠点とするハマスの在外指導者は、“後ろ盾”のシリアやイランなどの圧力もあり、エジプトが提案した調停案には否定的だ。だが、今回のハニヤ氏の柔軟姿勢は、激しい攻撃にさらされるガザのハマス幹部と、在外指導者たちとの間で「亀裂が生じている」(米紙ニューヨーク・タイムズ)ことを浮かび上がらせている。13日に行われるハマスとエジプトとの交渉で、進展がみられる可能性はなくはない。
イスラエル政府は一方、停戦のタイミングを量っている。米国では20日、オバマ政権が誕生する。イスラエルは、任期が切れるブッシュ政権の支持を得て、駆け込み的に戦闘を開始した。だが、オバマ氏から同様の支持を得られる保証はなく、20日前に決着を付けたい意向とみられる。
イスラエルはこのため、14日にもカイロに高官を派遣し、停戦実現の可能性を探る一方、軍事的圧力もさらに加える考え。オルメルト首相は12日夜、ハマスが攻撃を停止しなければ「鉄拳を下す」と強調した。
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