イラクの失業率
投稿者: spica_022 投稿日時: 2008/07/01 20:45 投稿番号: [112966 / 118550]
今日は、お友達と車でお出かけし、美術館で綺麗なものを見て、ちょっぴりリッチなランチをいただいて、デパートのサマーセールをひやかして帰ってきました。
米国企業で働いてるスポンサー(配偶者のこと)のお金で、こんな生活をしながら、食糧危機がどーとか環境問題がどーとか言ってるわたしは、自分でもかなりの偽善者だと思う。でも、生来の怠け者なので、遊べるときには遊ばないとやってられません。それにしても、今日のデパートは人(99%が女性)が多かったな〜。
で、イラクの失業率。イギリスのオピニオンリサーチビジネス社(ORB)の世論調査によるとUnemployed(失業中)と答えたのはたったの11%。嘘っぽいでしょ。でも、「イメージ」だけで話しててもしかたないので、ちょっとほかの資料ものぞいてみました。
最初にのぞいたのはCIAのワールドファクトボックスなんですけど、古い(2006年)だし、「大量破壊兵器がある」とか「イラクの治安は過去最高」なんてバカを堂々と発表するCIAのデータを出すのもなんなんで、かわりにイラク政府とWFPの共同レポート(2008年2月)で「失業」の項目を見てみました。
Food security and vulnerability analysis in Iraq
http://www.reliefweb.int/rw/RWFiles2008.nsf/FilesByRWDocUnidFilename/EDIS-7BSRN8-full_report.pdf/$File/full_report.pdf
ORBのサンプル数は4000人でしたが、こちらは約2万2千「世帯」。全部で178ページのかなりしっかりしたレポートです。
それによると、全世帯の「家長(家計の担い手)」の失業率は、イラク全体の平均で26%。16歳から60歳までの世帯構成員全体での失業率は約59%。ただし、これは学生とかも含む数字で、それを除く真の失業率はだいたい47%〜50%くらいになるみたいです。
ORBの世論調査で失業している人は約1割。でも、イラク政府とWFPの調べでは約5割。えらい違いでしょ。
イラクは結構広い国なので、当然ながら治安にも経済状況にもややバラつきがあります。このレポートは貧富の差で分類した地域ごとに数字を出してるのでややこしいんだけど、まー、平均?と思われる「クラスター2」と呼ばれる地域での失業率は、約48%です。
また、働いている人(全体の約半分)の職業別構成比ですが、同じくクラスター2の数字を見ると、
自営農 22.0
農業従事者(小作農のこと) 1.7
技術労働者 4.9
非技術労働者 13.1
公務員 21.7
自営業(農業以外)12.4
そのほか 0.5
数字のあとは%
また、ORBの世論調査の対象者は、やたら公務員が多い(全体の2割強)ですが、こっちのレポートでの公務員は、就業人口の2割、つまり全体の1割にすぎません。
それから、「文盲率」も変なんです。ORBの調査対象者のうち、字の読み書きができないと答えたのは11%ですが、WFPとイラク政府の調査では、その数字は約2倍の21%です。
まー、ほかにも、いっぱい、マッチしない点があるんですが、だんだんめんどくさくなったので、比較はこのへんでやめます^^。
米国企業で働いてるスポンサー(配偶者のこと)のお金で、こんな生活をしながら、食糧危機がどーとか環境問題がどーとか言ってるわたしは、自分でもかなりの偽善者だと思う。でも、生来の怠け者なので、遊べるときには遊ばないとやってられません。それにしても、今日のデパートは人(99%が女性)が多かったな〜。
で、イラクの失業率。イギリスのオピニオンリサーチビジネス社(ORB)の世論調査によるとUnemployed(失業中)と答えたのはたったの11%。嘘っぽいでしょ。でも、「イメージ」だけで話しててもしかたないので、ちょっとほかの資料ものぞいてみました。
最初にのぞいたのはCIAのワールドファクトボックスなんですけど、古い(2006年)だし、「大量破壊兵器がある」とか「イラクの治安は過去最高」なんてバカを堂々と発表するCIAのデータを出すのもなんなんで、かわりにイラク政府とWFPの共同レポート(2008年2月)で「失業」の項目を見てみました。
Food security and vulnerability analysis in Iraq
http://www.reliefweb.int/rw/RWFiles2008.nsf/FilesByRWDocUnidFilename/EDIS-7BSRN8-full_report.pdf/$File/full_report.pdf
ORBのサンプル数は4000人でしたが、こちらは約2万2千「世帯」。全部で178ページのかなりしっかりしたレポートです。
それによると、全世帯の「家長(家計の担い手)」の失業率は、イラク全体の平均で26%。16歳から60歳までの世帯構成員全体での失業率は約59%。ただし、これは学生とかも含む数字で、それを除く真の失業率はだいたい47%〜50%くらいになるみたいです。
ORBの世論調査で失業している人は約1割。でも、イラク政府とWFPの調べでは約5割。えらい違いでしょ。
イラクは結構広い国なので、当然ながら治安にも経済状況にもややバラつきがあります。このレポートは貧富の差で分類した地域ごとに数字を出してるのでややこしいんだけど、まー、平均?と思われる「クラスター2」と呼ばれる地域での失業率は、約48%です。
また、働いている人(全体の約半分)の職業別構成比ですが、同じくクラスター2の数字を見ると、
自営農 22.0
農業従事者(小作農のこと) 1.7
技術労働者 4.9
非技術労働者 13.1
公務員 21.7
自営業(農業以外)12.4
そのほか 0.5
数字のあとは%
また、ORBの世論調査の対象者は、やたら公務員が多い(全体の2割強)ですが、こっちのレポートでの公務員は、就業人口の2割、つまり全体の1割にすぎません。
それから、「文盲率」も変なんです。ORBの調査対象者のうち、字の読み書きができないと答えたのは11%ですが、WFPとイラク政府の調査では、その数字は約2倍の21%です。
まー、ほかにも、いっぱい、マッチしない点があるんですが、だんだんめんどくさくなったので、比較はこのへんでやめます^^。
これは メッセージ 112959 (spica_022 さん)への返信です.
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