対イラク武力行使

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石油をめぐる喜劇 4

投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2007/12/02 09:23 投稿番号: [110922 / 118550]
もう一つ、現在のイラク米軍の戦術を大きな枠組みで考えると笑っちゃうことが起きる。現在の戦術の建前は、アルカイダ対策ばかりでなく、イラク国民の融和、また米軍のイラク国民の人心掌握とかである。米軍の思惑通りにイラク国民の融和、具体的にはスンニ派とシーア派の融和が進んだとしよう。彼らは米軍の占領継続を容認するだろうか?

いろんな世論調査を見る限り、これはあり得ないだろう。そもそも半数以上が占領軍に対する攻撃を正当と考えていて、占領継続反対はそれをはるかに上回っている。再びそもそもイラク議会でさえ、過半数は撤退期限の設定が最低条件だ。だからこそ、米国はマリキに、共同宣言の内容をイラク議会にもかけさせずにマリキ首相に署名させざるを得なかったのだ。

石油支配のためにイラクの占領継続が第一目標である限り、米国がイラク国民の融和を本当に目指すことはない。となると、米国はどうするだろうか。イラク国民の融和の次は、やっぱり宗派対立を煽るしかないってことになる。そのときは自分たちの裏部隊のほかに、ペシュメルガ、アルカイダが活躍することになるだろう。そして、米国はイラクの治安安定、平和を願っているが、それを妨害するアルカイダや民兵がいるって宣伝し、このままイラクを離れるわけにはいかないってことになる。なかなか滑稽なジレンマでないだろうか。
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