激しい情報戦 5
投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2007/11/09 17:54 投稿番号: [110611 / 118550]
米英国際石油資本がつくった新石油法案成立の見通しが立たなくなってから、最近米国は米軍の長期駐留に重点を置いている。共和党も民主党も関係ない。とりあえずの金儲けからは遠のくが、米軍を駐留させておけば、中国やロシアが勝手にイラクの石油に手を出すことはできなくなるってわけだ。で、やたらと米兵死傷者が出るのは困るので、考え出されたのが「bottom-up」あったこったら、つまりは、スンニ派にも多少の武器を渡して自分のところの治安を維持してもらおうという作戦だ。別にスンニ派に武器を渡さなくても、「オマエラが市街地からいなくなれば、米兵死傷者数は減るよ」という、もう何年も前から言われていたことは聞いていなかったらしい。
しかし、何よりもこの「bottom-up」作戦がバカなのは、この作戦は地域の治安を維持するだけで、イラク全体の治安、さらには統一イラクという政治課題とは別問題ということを理解していないことだ。自分たちの都合のいいようにしか事態を理解できないアメリカ・シンドローム。だって、スンニ派は、イランに近いマリキ政権が支配する現在の政治状況で圧倒的に不利である以上、そのまま黙っているわけないでないの。この逆にマリキ政権の方は、「マリキ首相、勝利宣言」で書いたように、「bottom-up」作戦は成功と宣伝し、もう「イラク国民の融和」は必要ないと言っている。
Maliki declares victory over violence
http://www.int.iol.co.za/index.php?set_id=1&click_id=3&art_id=nw20071105231301157C158136
これは メッセージ 110599 (masajuly2001 さん)への返信です.
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