「ケミカル・アリ」に死刑判決
投稿者: yankeenext 投稿日時: 2007/06/25 10:56 投稿番号: [106664 / 118550]
クルド人虐殺の「ケミカル・アリ」に死刑判決
イラク
2007年06月24日21時01分
イラクの旧フセイン政権が88年、国内のクルド人を大量殺害した「アンファル作戦」と呼ばれる事件をめぐり、イラク高等法廷は24日、作戦を指揮した生物・化学兵器の責任者で「ケミカル・アリ」の異名を取った元国防相のアルマジド被告に対し、ジェノサイド(集団殺害)の罪で死刑を言い渡した。
作戦にかかわった旧フセイン政権高官のアルタイ元国防相ら2被告にも、人道に対する罪などで死刑、別の2被告に終身刑を言い渡した。
アンファル作戦では、クルド兵士らの隠れ場をなくすため、化学兵器などを使用して約2000の村を壊滅させたとされる。イラク検察によると、18万2000人が死亡・行方不明になった。米政府は、同作戦を03年のイラク戦争を正当化する根拠の一つにも挙げていた。
アルマジド被告は、故フセイン元大統領のいとこ。公判で、作戦を指揮したことを認める一方、「誤りは犯していない」と主張していた。
高等法廷は当事国が裁く国内裁判所とされ、国際法廷ではない。米国の人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」は「国際法に基づくジェノサイドとして裁くには、法廷の正統性や能力に問題がある」と疑問を提示。判決に先立ち弁護側も「法廷審理の進め方に問題がある」として、国連の潘基文(パン・ギムン)・事務総長に公判を止めるよう要望していた。
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