対イラク武力行使

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サドル派の動向:Juan Cole (PBS)

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2007/04/18 02:43 投稿番号: [104616 / 118550]
Al-Sadr Loyalists Resign from Iraqi Cabinet
http://www.pbs.org/newshour/bb/middle_east/jan-june07/sadr_04-16.html
JUAN COLE, University of Michigan:
マリキ政権は国民統合政府です。
サドル師が閣僚を引き上げたということは、
サドル師は国民統合政府だと思っていないということでしょう。
外国軍の撤退時期を決めようとしない政権に
サドル派を仕えさせる訳にはいかないということです。
サドル師はマリキ首相に圧力をかけて撤退の時期を交渉させ、
本気で撤退に取り組ませようとしているのです。
サドル派の閣僚達は政府がどんどん機能しなくなっていることに困惑しており、
崩壊するのではと不安になっているのです。
国民にサービスを提供し、評価されたい訳ですから、
それができないなら、閣僚であり続けても意味がないんです。

確かにサドル運動はアメリカから大きな圧力を受けています。
しかしマリキ首相はサドル師に対し、
事前に米軍などの作戦について警告しているんです。
サドル師は支持者から暴力に反撃しないという約束を取り付けている筈です。
数百人の民兵指導者が拘束されました。
ただディワニアでは戦闘も起きてますが。
しかしサドル師はなかなかうまくやっていると思います。
南部のシーア派の間でもどんどん支持が高まっています。
彼らも米軍に出て行って欲しいと思っているんです。
ナジャフでのデモは大変大規模でした。
参加者は何十万人にも上ったかもしれません。
南部のシーア派の人達は占領の問題で何とか光明を見たいと、
撤退時期の明示を強く主張するようになっています。
私達皆ヴァージニア工科大学で起きた銃撃事件にショックを受けていますが、
もしこんな事件が毎日起きたらどうでしょうか。
イラクの人達は米軍は暴力を阻止していない。
あるいは、かえって引き起こしているとみているんです。

サドル運動は貧しい人達の運動です。
元々の支持基盤はバグダッドのスラムやアマラの湿地帯の人々でした。
しかし現在では南部の中間所得層にも支持は増えています。
もし今、南部で州の選挙があれば、サドル派が圧勝するでしょう。
サドル派が議員を引き上げた時、何度か定足数に達しないこともありました。
今回のことは、マリキ政権が徐々に崩壊している兆候だと思います。
スンニ派の議員達もボイコットについて話していますし、
バスラに基盤を持つファディーラ党もマリキ政権を離脱しました。
議会でマリキ政権に対する不信任案が可決されることも考えられるほどです。
121人の議員が米軍の撤退時期を示すよう求める法案に賛成しています。
過半数には及びませんが、委員会に報告され、
本会議でもう一度審議されることになっているんです。

マリキ首相はサドル派の閣僚の後任に
テクノクラート;実務派を任命すると思います。
それによって首相の立場は弱くなると思います。
普通は閣僚ポストを政治的な味方に褒美として与える訳ですから。
実務派を任命しても彼らは政治的な力をもたらしてはくれません。
私はマリキ首相は今大変苦しい立場にあると思います。
ブッシュ政権と足並みを揃えて撤退の時期は求めないことにしている訳ですが、
撤退時期の明示、これは、サドル派の閣僚引き上げや
ナジャフでの反米デモでも分かるように、大きな政治問題なんです。
マリキ政権が機能不全に陥る可能性があると思います。


<参照>
ナジャフでのサドル派のデモ:スンニ派も参加
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=552019567&tid=bpa5a4a5ia5afipno9tbbh&sid=552019567&mid=104380&thr=104380&cur=104380
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