>Re: ベトナム戦争
投稿者: s_s_i_kulvalcan 投稿日時: 2007/04/09 21:25 投稿番号: [104335 / 118550]
>個々の戦闘に先ず勝たなければ意味はない。
それは違うと思いますよ。
個々の戦闘に勝利する事自体が目的でない限り、また、目的達成の為の絶対条件でない限り、それは単に選択肢の1つ、一手段にしか過ぎないのですから、勝つ事だけに拘る必要はありません。
故に、勝敗以前に戦闘という行為を行う事自体に意味がある場合もありますし、たとえある戦闘で勝利したとしてもそれが最終的な目的達成に繋がるものでなければ無意味になったり、逆に敗北したとしても、それが目的達成へと繋がっているのなら、十分に意味も意義もあるものとなります。
つまり、戦闘で負けても戦争に勝ったり目的を達成できれば、それは意味があり得ますが、逆に戦闘に勝っても戦争に負けたり目的を達成できなければそれは無意味なのです。
例えば、ベトナム戦争中、テト攻勢と呼ばれるNLF(だったかな?)による大規模攻勢がありましたが、結局はNLF側が壊滅状態といえるほどの大ダメージを被り、米軍と南ベトナム軍の勝利に終わりました。
ところが、この戦闘で勝利した米軍ですが、皮肉にもこの戦闘によって反戦、撤退の流れが加速されてしまい、結局数年後には多くの犠牲者と莫大な借金だけを残してこの地を去ることになってしまうのです。
一方NLFは、自身は一瞬でボロボロになってしまいましたが、結果的に所期の目的はある程度達成したと言えるかも知れません。少なくとも憎むべき独裁政権を倒す礎にはなったのですから(ただ、その後誕生した共産政権が彼等の待ち望んだものだったのかどうかは分かりませんが・・・)
と言うか、そもそもアメリカがベトナムで目指したのは、第一に共産主義陣営の侵攻を食い止める、つまり南ベトナムを守ることであり、そこでは勝つ事よりも負けない事の方が重要だったはずなのですが・・・・・
そういう意味ではあなたの言う「辛抱強く居座り続ける(もちろん勝つためではなく負けない為にですが)」事も重要だったのかもしれませんね。
ただし、ある程度民心を掌握し余計なトラブルはでき得る限り回避しなければなりませんが。
もし私がアメリカの立場だったら、北と本格的な戦争をするよりまず足元を固める為に、悪名高きゴ政権をどうにかしたかもしれませんね。
これは メッセージ 104302 (physics4dummys さん)への返信です.
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