シナゴーグがユダヤ人に襲われた?
投稿者: dorawasabi5001 投稿日時: 2007/03/29 00:39 投稿番号: [103922 / 118550]
★ロンドンでシナゴーグがユダヤ人に襲われた?
のっけから混乱するようなタイトルだが、そのようなことを英国のHackney Gazette24というサイトが伝えていると、ロンドン系特派員からの報告があって、そのサイトを見てみた。
「(ロンドンの)スタンフォード・ヒルにあるユダヤ教正統派のシナゴーグ(礼拝堂)が襲われ、荒らされた
──反ユダヤ主義の輩たちにではなく、
【そこの指導者がイスラエルに対して目立った非難をすること】を裏切りだとみなしている同胞のユダヤ人たちによって」
"Jewish conflict"
と書かれている。6日(木)にこのシナゴーグの窓は投げつけられた瓶でこなごなに割られ、建物の正面は赤ペンキでスプレーされたと伝えられている。
この襲われたシナゴーグがユダヤ教正統派のネトゥレイ・カルタのものであると書かれていて、なるほど…と納得。
(いや、犯人がユダヤ人だというのは、記事では断定されていたけれど、その証拠は書かれていなかった。しかし可能性は結構高い)。
簡単に言うと、ネトゥレイ・カルタは、人為的に作られたイスラエル国家の存在をユダヤ教の教えに背くものとして批判し、
土地はすべてパレスチナ人に返すべきだとしているユダヤ教正統派の一派。(もう少し丁寧な説明は 「ネトゥレイ・カルタ」 に)。
このシナゴーグがあるあたりは、正統派のユダヤ人たちが多く住むエリアで、なんとイディッシュ語も普通に話されているらしい。ネトゥレイ・カルタの反イスラエル行動は目立つものなので、同じユダヤ人と反目することは想像にかたくないが、この夏のガザ「撤退」によって一段と緊張が高まっていたということを記事は伝えている。
パレスチナの旗を持ってデモをするこの超正統派の人々の写真は 公式サイト でたくさん見ることができる。 ・・・
http://0000000000.net/p-navi/info/news/200510120434.htm
★NHKの偏向番組
・・・
イスラエル国民が見ても、この番組にはショックを受けるか、激怒する人がかなりいそうな内容だった。
つまり、
「シオニスト極右には、ユダヤ教の信仰が篤い人が多い」 ○
「ユダヤ教の信仰が篤い人はシオニスト極右だ」 ×
ということがまったくわからない内容になっているのだ。
たしかに極右の入植者らはある種のユダヤ教に敬虔であるし、宗教を持ち出して自分たちの行為を正当化する。
【だけど、一般にユダヤ教の信仰が篤いからと言って、それで入植活動に全面賛成かというとそうでもない。】ましてや、入植者になるわけでもない。
それにユダヤ教の超正統派のなかには、世俗のことにまったく関わらない人々と、イスラエル国家の存在を否定し、イスラエルに住むことも拒否している人々もいる。
今回の一方的「撤退」でひとつ明らかになったのは、
【思ったほど入植強硬派がイスラエルにはいなかったということだった。】
「撤退」論議は国を二分したが、入植者と行動を共にする大きなうねりは生まれなかった。( ウリ・アブネリの文章 にこのことは詳しい)
全体のパースペクティブがないところで、
【入植強硬派の極右の発言だけを取り上げ、それを極大化してしまったような内容にこのNHKスペシャル「"約束の地"からの撤退」がなっていたのが問題なのだが、作った人たちは気づいていないのだろうなぁ。】
一カ所くらい具体的に取り上げてみると、
「聖書の注釈書にはパレスチナ人の先祖とユダヤ人の先祖は元々仲が悪かったと書いてあります。ですから、ユダヤ人とパレスチナ人の間に真の平和などあり得ないのです。この両者の争いは偶然ではないのです。もっと深く根ざした問題です」
(ガザの入植地に立て籠もり逮捕された青年の言葉。同番組による)
とただこれだけが流されても…。
「じゃあ、どうしたらいいのか」という突っ込みもないし、
【20世紀初頭にシオニズムによるユダヤ移民が本格化してくるまで、ユダヤ人はパレスチナの地でムスリム、クリスチャンと共に生きてきたということも無視されている。】
「私たちがサファドに住んでいたとき、お隣はユダヤ人一家でした。私は復活祭になるとイースターの特製クッキーを母が焼いて、隣のハンナさんに持って行っていたことを覚えています。 ・・・
http://0000000000.net/p-navi/info/column/200510110129.htm
のっけから混乱するようなタイトルだが、そのようなことを英国のHackney Gazette24というサイトが伝えていると、ロンドン系特派員からの報告があって、そのサイトを見てみた。
「(ロンドンの)スタンフォード・ヒルにあるユダヤ教正統派のシナゴーグ(礼拝堂)が襲われ、荒らされた
──反ユダヤ主義の輩たちにではなく、
【そこの指導者がイスラエルに対して目立った非難をすること】を裏切りだとみなしている同胞のユダヤ人たちによって」
"Jewish conflict"
と書かれている。6日(木)にこのシナゴーグの窓は投げつけられた瓶でこなごなに割られ、建物の正面は赤ペンキでスプレーされたと伝えられている。
この襲われたシナゴーグがユダヤ教正統派のネトゥレイ・カルタのものであると書かれていて、なるほど…と納得。
(いや、犯人がユダヤ人だというのは、記事では断定されていたけれど、その証拠は書かれていなかった。しかし可能性は結構高い)。
簡単に言うと、ネトゥレイ・カルタは、人為的に作られたイスラエル国家の存在をユダヤ教の教えに背くものとして批判し、
土地はすべてパレスチナ人に返すべきだとしているユダヤ教正統派の一派。(もう少し丁寧な説明は 「ネトゥレイ・カルタ」 に)。
このシナゴーグがあるあたりは、正統派のユダヤ人たちが多く住むエリアで、なんとイディッシュ語も普通に話されているらしい。ネトゥレイ・カルタの反イスラエル行動は目立つものなので、同じユダヤ人と反目することは想像にかたくないが、この夏のガザ「撤退」によって一段と緊張が高まっていたということを記事は伝えている。
パレスチナの旗を持ってデモをするこの超正統派の人々の写真は 公式サイト でたくさん見ることができる。 ・・・
http://0000000000.net/p-navi/info/news/200510120434.htm
★NHKの偏向番組
・・・
イスラエル国民が見ても、この番組にはショックを受けるか、激怒する人がかなりいそうな内容だった。
つまり、
「シオニスト極右には、ユダヤ教の信仰が篤い人が多い」 ○
「ユダヤ教の信仰が篤い人はシオニスト極右だ」 ×
ということがまったくわからない内容になっているのだ。
たしかに極右の入植者らはある種のユダヤ教に敬虔であるし、宗教を持ち出して自分たちの行為を正当化する。
【だけど、一般にユダヤ教の信仰が篤いからと言って、それで入植活動に全面賛成かというとそうでもない。】ましてや、入植者になるわけでもない。
それにユダヤ教の超正統派のなかには、世俗のことにまったく関わらない人々と、イスラエル国家の存在を否定し、イスラエルに住むことも拒否している人々もいる。
今回の一方的「撤退」でひとつ明らかになったのは、
【思ったほど入植強硬派がイスラエルにはいなかったということだった。】
「撤退」論議は国を二分したが、入植者と行動を共にする大きなうねりは生まれなかった。( ウリ・アブネリの文章 にこのことは詳しい)
全体のパースペクティブがないところで、
【入植強硬派の極右の発言だけを取り上げ、それを極大化してしまったような内容にこのNHKスペシャル「"約束の地"からの撤退」がなっていたのが問題なのだが、作った人たちは気づいていないのだろうなぁ。】
一カ所くらい具体的に取り上げてみると、
「聖書の注釈書にはパレスチナ人の先祖とユダヤ人の先祖は元々仲が悪かったと書いてあります。ですから、ユダヤ人とパレスチナ人の間に真の平和などあり得ないのです。この両者の争いは偶然ではないのです。もっと深く根ざした問題です」
(ガザの入植地に立て籠もり逮捕された青年の言葉。同番組による)
とただこれだけが流されても…。
「じゃあ、どうしたらいいのか」という突っ込みもないし、
【20世紀初頭にシオニズムによるユダヤ移民が本格化してくるまで、ユダヤ人はパレスチナの地でムスリム、クリスチャンと共に生きてきたということも無視されている。】
「私たちがサファドに住んでいたとき、お隣はユダヤ人一家でした。私は復活祭になるとイースターの特製クッキーを母が焼いて、隣のハンナさんに持って行っていたことを覚えています。 ・・・
http://0000000000.net/p-navi/info/column/200510110129.htm
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