バグダッド最後の郵便配達人
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2007/03/10 04:15 投稿番号: [103341 / 118550]
COURRiER Japon 031
http://moura.jp/scoop-e/courrier/content031.html編集長のコメントもなかなか良かった。
「郵便屋さん、今日もバグダッドを走る!」
P.70〜73にわたって四ページの文章。
60歳のアリ・サミさんは、バイクでバグダッドの郵便配達を続けている。
爆発、銃撃、検問所、、、そんな文字通り地獄のバグダッドをバイクで。
彼が最も神経をすり減らすのは、苦労に苦労を重ねて、
やっと目的地に着いても、受け取り人がもういない為に、
毎日かなりの数の郵便物を持ち帰らねばならないことだという。
ドアをノックすると、住人達は慌てて
カラシニコフを手にして、玄関で待ち構えるという。
そしてアリが郵便配達人だと知ると、涙ぐむという。
<フセイン時代のルール>
フセイン政権下で建設された市街地は、住居番号が順番に並んでいない。
小路の名称が途中で変わったりする。
これは意図的なもので、よそ者が、何回も地元の住民に尋ねなければならない。
つまり、よそ者の情報が直ぐにバース党地区担当者に届くという仕組みだ。
そんな複雑なバグダッドの担当地区を30年も配達してきたアリは
その住人の全てを完全に把握していた。
しかしそんなアリももう誰がどこに住んでいるのか分からなくなってしまった。
毎月のように何千人もの家族が突然いなくなってしまうからだ。
これは メッセージ 102468 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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