フライ・バイ・ワイヤ
投稿者: yankeenext 投稿日時: 2007/01/19 16:12 投稿番号: [100723 / 118550]
FBW機(CPU、I/O−>DA変換)に電波ノイズは禁物だよね
FBW以前の機力操縦システムでは、パイロットが操縦桿(輪)やラダーペダルに与えた入力は、ケーブル(索)やロッドによる機械的リンクを介して油圧アクチュエータに伝わり、エルロン・エレベーター・ラダーなどの操縦翼面が動かされていた。自動操縦も、ケーブルへ自動操縦装置が機械的入力を与えることで達成されていた。
FBWでは、パイロットの入力はコクピットで電気信号に変換され、電線(wire, ワイヤ)によって飛行制御コンピュータを通り油圧アクチュエータに伝えられる。アナログコンピュータを使用した初期のものはアナログFBW、デジタルコンピュータを使用するものはデジタルFBWと呼ばれる。
おおむね以下のような利点と欠点がある。
利点
* ケーブルと油圧配管の一部が電線に替わることによる、整備性の向上と重量減の可能性
* 機械的な機構から信号線に替わることにより、操縦系統の設計の自由度が高まる(ジョイスティック型操縦桿の登場)。
* コンピュータを介在させることによる以下の利点:
o パイロットが誤った操縦をしても危険な姿勢に陥ることを防止しうる(プロテクション機能)。
o 静安定性の一層の緩和による、燃費向上や機動性向上(とくに軍用機)。
o とくに軍用機における生存性の向上。
欠点
* 飛行制御コンピュータとそれに伴う環境調節システムの設置による空間的・重量的制約。
* 導入初期に、プロテクション機能を正しく理解せず無理な操縦を行ったことが原因と思われる事故が発生した(A320)
* 操作に対する応力(手応え)がないので該当機能が正常に作動しているか分かりにくい
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