外交官の射殺事件で思うこと
投稿者: sylphidbd 投稿日時: 2003/12/03 16:17 投稿番号: [73 / 1982]
お二方が崇高な目的と強い意志でご活動されていたことは、
奥参事官の遺稿となった「イラク便り」を拝見しても、
痛いほど伝わってきました。
心より、ご冥福をお祈りいたします。
でも、私には解りません。
国際援助って何だろう?
こうまでして、日本が世界に果たさなければならない責任って何だろう?
ある新聞の社説にありました。
「お金だけ出して、自衛隊派遣に反対するのは、ごちそうを作る苦労を人に任せて
自分は美味しいところだけを堪能するようなものだ。
自分の手を汚したがらない偽善にすぎない」と。
でも、無くなった方のような崇高で、人として理想的な考え方を
日本が貫いたとして、万一、日本国内にも同様の危険が及んだ時に、
いざ、自分の家族が犠牲になったとしたら、
了見の狭い、馬鹿な女の私は、
彼らのような立派な考え方を出来る自信はありません。
子供を産む前だったら、あるいは理解できたかもしれない。でも、
10ヶ月胎内で子供を育んで、
「あ!心臓ができた!」「足もできた!」・・・「動いた!!!」
そんな、ささやかで、何にも代え難い感動を知った今、
世の中のどの母親が、どれほど崇高な目的のためとはいえ、
自分の子供を犠牲にしたいと思うのか。。。
イラクでは、同じように子供を持つ母親が、子供が、子供を持つ父親が、
戦争の、テロの犠牲になって苦しんでいる。それは知っています。
でも・・・。
亡くなられた書記官の方のご家族のあまりに悲痛な姿に、
自分の姿を重ねて目を背けた母は、私だけでしょうか・・・
私には同時に、戦時中、母として、妻として、苦しみ抜いたという
祖母のすがたも重なっていました。
無くなった方にも、ご家族も、お母様もいらしたでしょうに。
誇らしく胸をはる・・・私には無理かもしれません。
私のように、馬鹿で了見の狭い女がいるから、
「愚民にしらしむるべからず」などという不文律が
いつのまにか外務省にもできていて、大事な情報を
国民に出さずにいるのかもしれません。
でも、これが、母として、妻として、偽らざる正直な気持ちです。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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