見通しの・・バリクラブ
投稿者: asean_peace11 投稿日時: 2004/06/18 21:36 投稿番号: [351 / 1982]
ライターさん
僕は、この破綻企業再建と言う観点でのイラク問題理解は
実は本質の一つなんじゃないか、と思っているんです。
イラクは全世界に約210億ドル(約2兆1千億)を超える対外債務を
抱えていたはずです。
問題は、その全世界からの借金の”使い道”に問題があった。
つまり、借り入れ名目通りだったら(国内の整備事業やら、いわゆる
まっとうな使い道ですね)問題は大して起きなかった。
ところが実体は、ワンマン経営者の家族と一族の道楽か自身の
思惑だけの為にこの膨大な金が使われていた訳です。
(テロ組織への支援だとか、生物化学兵器開発だとか諸々ですね)
これでは、いくら何でも債権者も黙って見過ごすことは出来なくなる。
で、債権者会議を開催した(バリクラブ)。
9.11以降のアフガンへの攻撃は一応国連での筋道が通っていますから
まぁ、いいとして、その後のイラクへの攻撃は(僕が前から言っていたように)
大量破壊兵器だの、イラクの解放だの、テロ組織の親玉だのだけでは
ちょっと説明が足りない訳ですよ。
そうすると、安保理でフランスが何やらへらへらと対案を提出したり
(But No Thankyouの件)だとか表立った明確な反対表明がないのも
又、事務局長がフラストレーション起こして「辞めるっ!」とか叫ぶのも
実は、話し合いの実体は国連等には端っからなかったせいだと思いますね。
つまり、イラク債権者会議の方が主体で、国連安保理等は埒外の話だった
(実質、バリクラブでは2004年4月迄に債務返済が行われることは無いと
債権者全員が当の昔に合意済みだったはずです)
それでも、アフガンからイラク攻撃の間に水面下では債務減免や、期間延長、
凍結等の様々な提案が債務者(イラク)に対して成されたと思いますが
その全てを債務者側が拒否してしまったので
債権者側は「強制貸しはがし」に打って出た・・と言うシナリオの方が
筋が通っている訳です。
こういう動きを理解していたからタイは97年の通貨危機の際に借り入れたIMF
資金を必死になって昨年、完済した訳です。
(これが済んでいなかったら、例のラムズフェルド発言:米軍お貸ししましょうか?:
に真っ向から必要ないと断ることは出来なかったと思いますね。それに
タイのASEANに対する責任から言っても、タイに米軍が助っ人で入ることは
地滑り的にマレーシアもシンガポールも巻き込まれるのは目に見えていた)
ですから、石油利権確保なんてのも目的と言うよりは債権者への
出資割合に応じた担保の役割でしかないでしょう。
実際、債権者だけがイラク復興事業への参加資格を持っている訳ですから
アメリカ一国の利害問題ではないですからね。
ただ、論理構成としては、ブッシュドクトリンに代表される論理と世界各国の
債権回収の問題が複雑に絡み合った複合的な目的だから
どれも全てが本当の目的なんだけど、その関係が複雑過ぎてどれが単一の
目的なのかが容易に見分けがつかなくなった、というのが真相だと思います。
(以前に、シルバーさんと僕が話していた、現在の外交政策は単純な二国間
対応ではなく経済等も全て織り込んだ複雑なもんじゃないかと言う部分です)
ですからライターさんが仰っていた「アメリカ=銀行」は
「債権国=銀行」が正解じゃないでしょうか。
そして、この動きは世界中の債務国に警鐘を鳴らす効果も相当大きかったと
思います。
その代表例が
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040618-00000008-san-int
でしょう。
ただ、強制貸しはがしに入ってはみたものの
借金の使い方が余りにもズサンだったので、新生イラクを支えられるだけの
受け皿になる人材も含めた基本要素がほとんど出来ていなかった
のが誤算と言うか、そこ迄、理性の無いことはしていなだろうという
誤解があったのは確かでしょうね。
そうこうしている内にアルカイダみたいな訳の分からん外国人の
テロ組織は刺さってくるし、
みたいなもんじゃないでしょうか。
取敢えず
僕は、この破綻企業再建と言う観点でのイラク問題理解は
実は本質の一つなんじゃないか、と思っているんです。
イラクは全世界に約210億ドル(約2兆1千億)を超える対外債務を
抱えていたはずです。
問題は、その全世界からの借金の”使い道”に問題があった。
つまり、借り入れ名目通りだったら(国内の整備事業やら、いわゆる
まっとうな使い道ですね)問題は大して起きなかった。
ところが実体は、ワンマン経営者の家族と一族の道楽か自身の
思惑だけの為にこの膨大な金が使われていた訳です。
(テロ組織への支援だとか、生物化学兵器開発だとか諸々ですね)
これでは、いくら何でも債権者も黙って見過ごすことは出来なくなる。
で、債権者会議を開催した(バリクラブ)。
9.11以降のアフガンへの攻撃は一応国連での筋道が通っていますから
まぁ、いいとして、その後のイラクへの攻撃は(僕が前から言っていたように)
大量破壊兵器だの、イラクの解放だの、テロ組織の親玉だのだけでは
ちょっと説明が足りない訳ですよ。
そうすると、安保理でフランスが何やらへらへらと対案を提出したり
(But No Thankyouの件)だとか表立った明確な反対表明がないのも
又、事務局長がフラストレーション起こして「辞めるっ!」とか叫ぶのも
実は、話し合いの実体は国連等には端っからなかったせいだと思いますね。
つまり、イラク債権者会議の方が主体で、国連安保理等は埒外の話だった
(実質、バリクラブでは2004年4月迄に債務返済が行われることは無いと
債権者全員が当の昔に合意済みだったはずです)
それでも、アフガンからイラク攻撃の間に水面下では債務減免や、期間延長、
凍結等の様々な提案が債務者(イラク)に対して成されたと思いますが
その全てを債務者側が拒否してしまったので
債権者側は「強制貸しはがし」に打って出た・・と言うシナリオの方が
筋が通っている訳です。
こういう動きを理解していたからタイは97年の通貨危機の際に借り入れたIMF
資金を必死になって昨年、完済した訳です。
(これが済んでいなかったら、例のラムズフェルド発言:米軍お貸ししましょうか?:
に真っ向から必要ないと断ることは出来なかったと思いますね。それに
タイのASEANに対する責任から言っても、タイに米軍が助っ人で入ることは
地滑り的にマレーシアもシンガポールも巻き込まれるのは目に見えていた)
ですから、石油利権確保なんてのも目的と言うよりは債権者への
出資割合に応じた担保の役割でしかないでしょう。
実際、債権者だけがイラク復興事業への参加資格を持っている訳ですから
アメリカ一国の利害問題ではないですからね。
ただ、論理構成としては、ブッシュドクトリンに代表される論理と世界各国の
債権回収の問題が複雑に絡み合った複合的な目的だから
どれも全てが本当の目的なんだけど、その関係が複雑過ぎてどれが単一の
目的なのかが容易に見分けがつかなくなった、というのが真相だと思います。
(以前に、シルバーさんと僕が話していた、現在の外交政策は単純な二国間
対応ではなく経済等も全て織り込んだ複雑なもんじゃないかと言う部分です)
ですからライターさんが仰っていた「アメリカ=銀行」は
「債権国=銀行」が正解じゃないでしょうか。
そして、この動きは世界中の債務国に警鐘を鳴らす効果も相当大きかったと
思います。
その代表例が
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040618-00000008-san-int
でしょう。
ただ、強制貸しはがしに入ってはみたものの
借金の使い方が余りにもズサンだったので、新生イラクを支えられるだけの
受け皿になる人材も含めた基本要素がほとんど出来ていなかった
のが誤算と言うか、そこ迄、理性の無いことはしていなだろうという
誤解があったのは確かでしょうね。
そうこうしている内にアルカイダみたいな訳の分からん外国人の
テロ組織は刺さってくるし、
みたいなもんじゃないでしょうか。
取敢えず
これは メッセージ 347 (lighter101rethgil さん)への返信です.
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