安全保障理事会と国際司法裁判所の関係
投稿者: soccerdaisuki2004jp 投稿日時: 2004/10/26 11:50 投稿番号: [1820 / 1982]
安全保障理事会の決議と国際司法裁判所の権限が衝突した例として
1988年のロッカービー事件が挙げられると思います
イギリス上空でアメリカの航空機が爆破され
米英はリビア人被疑者の引き渡しを要求し
リビアはモントリオール条約14条による仲裁を求めた
安全保障理事会はリビアに米英が要求していたリビア人被疑者の引き渡しを促し
リビアはその決議の違法性と仲裁の継続を求め国際司法裁判所の訴えたと言う事件です
事件の顛末は結局経済制裁と審理が平行して行われ
最後には南アのマンデラ大統領が容疑者の引き渡しをリビアに認めさせて幕引きとなりました
ここで問題となるのは安保理とICJはどう言う関係になるのかと言うことです
結局のところ
現在は「並行的機能遂行の原則」というのがものを言ってると言うことでしょう
もともと国連憲章は安保理とICJは協調関係にあり対立した場合を想定していない
その場合、はそれぞが別個に機能をはたし続けると言うことでしょう
さて、問題はそれで良いのかと言うこと
時に武力行使さえ出来る権限を有する安保理と
一般の憲法裁判所の様な権能とは程遠いIJCの関係…
やはり改革の余地は大きいと思うのです
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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