日本の印象
投稿者: asean_peace11 投稿日時: 2004/09/01 12:30 投稿番号: [1480 / 1982]
再度、おはようございます
ブルーパークさん
>日本のステイタスはASEANでは高い、あるいは日本は好かれている
という意味ですか?
一般的な国民から行政官、政治家に至る多くの人達の中には
”日本は信頼出来る=非常に良い好感を持っている”のは確かです。
僕などは、少々天邪鬼ですから(笑)そんな無邪気に日本を好かなくても
なんて思ったりもする位に、ステイタスもプレゼンスも、高いですし
高感度だと考えます。
(在日本大使館等では日本への渡航を希望する人間の85%は
不法滞在等が目的なので、VISA発給は簡単にはしないっ!てな
方針なんですけどね・・苦笑)
そうした日本以上にプレゼンスが高いのが欧米に対する意識です。
ただ、これは日本とはちょっと違っていて、背景には若干
「卑屈さ」があるので、現在、タイ等が実施する違法滞在者の摘発は
そうした”卑屈さ”を払拭する為に欧米人を対象とするモノに
重点が置かれています。
(確かに、ちょっとひどい不法滞在をするのが欧米系の企業でも
一般的なもんですから)
それに対して日本に対する感覚は、卑屈さではなくて、
”同胞意識”といったモノがかなり強いですね。
(韓国、中国に対する感覚は、まぁ・・・何です、はい、笑)
例えば、タクシン首相が就任して半年辺りの所で発言した
「日本からのODAはもう要らない」発言は結構物議をかもしたと
思いますが、それこそ前後の文脈がありまして、
カツラギさんとのお話でも出てきているように、
『単なる箱物援助からソフト援助優先に切り替えて貰う時期に来た』と
言うのが真意なんですね。
つまり、自分達で出来る所迄やった上で、そこから先の自分達には
不足している部分を補ってほしい、そういう分野からの支援に
重点を置いた関係を築き上げる時期に来ているということだった訳です。
つまり、これはアメリカの言う”同盟国関係以上の関係”が
なければ出来ない分野だと思いますし、ASEAN先進国の多くが
日本に対する信頼感と言いますか、安心感があるが故に発言出来ている
と僕は考えています。
(実際、行政官と話していてもそういう意味の話を良く聞きます)
例えば、シンガポールの新政権でも同様でして、新首相である
リー・シェンロン首相が打った、台湾問題に対する認識は
対中国と言うよりも、対日本を十分に意識したものだと考えます。
実際、シンガポールはITバブルが瓦解した後、その推進役を担っていた
台湾系、韓国系企業では対応不能なもう一段レベルの高い
IT技術に移行しなければ中国とのFTA交渉やASEAN+3の関係から
生き残れない切実な局面になっています。
そうした時期に、リークワンユーの息子というだけで、首相を勤めるには
彼はこれ迄のシンガポール人とかなり異質な存在ですので
(副首相時代からすると、歳を取る程、いい顔になるという典型に
最近はなって来ています)彼のデシジョンをサポートする
デシジョン・メーカーとして、前、元首相を上級相としたのも非常に
対中国政策を堅実に実施する上からも、賢い選択だったと思います。
マレーシアも同様ですね、マハティール路線からアメリカとの関係強化
を打ち出したことは結果的に日本との関係強化に繋がることを
十分承知している訳です。
(日本側からASEAN構造を発展させる為の提案がなされても、
マハティール路線のお陰で、幾つかの重要案件が頓挫した
経験がありますから)
以上のように、ASEAN先進国は押しなべて、日本に対する安心感と
信頼感から、ASEAN域内でのイニシアティヴを取ってもらいたいと
真剣に考えているはずなんです。
以前、ライターさんが仰ってた、ASEAN先進国の軍隊の
仮想敵国は『日本』なんです。
これは、『日本だから仮想敵国にしても問題が無い』のであって
本当に彼らが考えている国を仮想敵国には正直な所”怖くて”
出来ないからでもあると考えます。
>文化面で人の交流が増える
この部分で、ASEANからのちょっとした不満を言わせて頂くと(苦笑)
何時迄も”二軍”ばかりじゃなくて”一軍”を派遣してきてほしい!
というのがありますが、こうしたセリフを言う人は行政官でも
政治家でも『親日家』になればなる程多くなるのも確かです。
取敢えずでした
ブルーパークさん
>日本のステイタスはASEANでは高い、あるいは日本は好かれている
という意味ですか?
一般的な国民から行政官、政治家に至る多くの人達の中には
”日本は信頼出来る=非常に良い好感を持っている”のは確かです。
僕などは、少々天邪鬼ですから(笑)そんな無邪気に日本を好かなくても
なんて思ったりもする位に、ステイタスもプレゼンスも、高いですし
高感度だと考えます。
(在日本大使館等では日本への渡航を希望する人間の85%は
不法滞在等が目的なので、VISA発給は簡単にはしないっ!てな
方針なんですけどね・・苦笑)
そうした日本以上にプレゼンスが高いのが欧米に対する意識です。
ただ、これは日本とはちょっと違っていて、背景には若干
「卑屈さ」があるので、現在、タイ等が実施する違法滞在者の摘発は
そうした”卑屈さ”を払拭する為に欧米人を対象とするモノに
重点が置かれています。
(確かに、ちょっとひどい不法滞在をするのが欧米系の企業でも
一般的なもんですから)
それに対して日本に対する感覚は、卑屈さではなくて、
”同胞意識”といったモノがかなり強いですね。
(韓国、中国に対する感覚は、まぁ・・・何です、はい、笑)
例えば、タクシン首相が就任して半年辺りの所で発言した
「日本からのODAはもう要らない」発言は結構物議をかもしたと
思いますが、それこそ前後の文脈がありまして、
カツラギさんとのお話でも出てきているように、
『単なる箱物援助からソフト援助優先に切り替えて貰う時期に来た』と
言うのが真意なんですね。
つまり、自分達で出来る所迄やった上で、そこから先の自分達には
不足している部分を補ってほしい、そういう分野からの支援に
重点を置いた関係を築き上げる時期に来ているということだった訳です。
つまり、これはアメリカの言う”同盟国関係以上の関係”が
なければ出来ない分野だと思いますし、ASEAN先進国の多くが
日本に対する信頼感と言いますか、安心感があるが故に発言出来ている
と僕は考えています。
(実際、行政官と話していてもそういう意味の話を良く聞きます)
例えば、シンガポールの新政権でも同様でして、新首相である
リー・シェンロン首相が打った、台湾問題に対する認識は
対中国と言うよりも、対日本を十分に意識したものだと考えます。
実際、シンガポールはITバブルが瓦解した後、その推進役を担っていた
台湾系、韓国系企業では対応不能なもう一段レベルの高い
IT技術に移行しなければ中国とのFTA交渉やASEAN+3の関係から
生き残れない切実な局面になっています。
そうした時期に、リークワンユーの息子というだけで、首相を勤めるには
彼はこれ迄のシンガポール人とかなり異質な存在ですので
(副首相時代からすると、歳を取る程、いい顔になるという典型に
最近はなって来ています)彼のデシジョンをサポートする
デシジョン・メーカーとして、前、元首相を上級相としたのも非常に
対中国政策を堅実に実施する上からも、賢い選択だったと思います。
マレーシアも同様ですね、マハティール路線からアメリカとの関係強化
を打ち出したことは結果的に日本との関係強化に繋がることを
十分承知している訳です。
(日本側からASEAN構造を発展させる為の提案がなされても、
マハティール路線のお陰で、幾つかの重要案件が頓挫した
経験がありますから)
以上のように、ASEAN先進国は押しなべて、日本に対する安心感と
信頼感から、ASEAN域内でのイニシアティヴを取ってもらいたいと
真剣に考えているはずなんです。
以前、ライターさんが仰ってた、ASEAN先進国の軍隊の
仮想敵国は『日本』なんです。
これは、『日本だから仮想敵国にしても問題が無い』のであって
本当に彼らが考えている国を仮想敵国には正直な所”怖くて”
出来ないからでもあると考えます。
>文化面で人の交流が増える
この部分で、ASEANからのちょっとした不満を言わせて頂くと(苦笑)
何時迄も”二軍”ばかりじゃなくて”一軍”を派遣してきてほしい!
というのがありますが、こうしたセリフを言う人は行政官でも
政治家でも『親日家』になればなる程多くなるのも確かです。
取敢えずでした
これは メッセージ 1478 (bluepark788 さん)への返信です.
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