イラク復興

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コア技能集団の育成

投稿者: asean_peace11 投稿日時: 2004/07/22 10:45 投稿番号: [1110 / 1982]
おはようございます
カツラギさん

昨年の中頃にある外資系の企業(独資本)の現法CEOさんと
お話する機会があったんですが、その時の内容が結構、
興味を引いたので・・・
(その企業は、誰もが知ってるSで始まる名前の企業なんですが、笑)

テクニカルサポートセンターの開設を当時準備中だったんですが
そのコンセプトが非常にユニークと言いますか、先ず
1.現法担当の本国からの社員は初期CEOの1名のみの派遣とする
2.技術系(テクニカルサポートチーム)の構成はメカトロ系1名、
  機械系1名の2名体制で全て現地採用(合計6チームを当初予定)
・現地工業系大学を卒業して最低2年程度の実務経験者を採用する
・本国へ技術研修に出すが、1クール半年単位で合計3クールを
  基本単位として、本国で技術試験を受験し期間内に最高位に合格した
  人間を「技術系マネージャー職」へ自動的に就ける
(3クール1回限りではなく何度かの受験挑戦を可能にする)
3.集中センター形式にしてASEAN全域を48時間以内でカバーする
4.マーケティングチームも現地採用
5.独立自主採算性を採用する(年間保守点検契約等を現地企業や官庁と
  行い、現地での採算化をいち早く進めて初期投資の規模を最小に抑える)
:本社は資本参加という形に留まり、株主としての役割に徹する)
6.交換部品等の販売も独自に実施する。
  (域内関税撤廃でより実現性が高い)
7.組織内では、英語、現地語を標準として本国言語を無理に強要しない
8.最終的には第一次の現地スタッフから管理職を養成し、
  (CEO迄視野に入れて)最終的には現地での株式公開会社にする。

というものでした。
そのCEOの話では、技術系2名を決定するのに確率的には1/100程度かな?
と言っていましたが「居ない訳じゃないんだ」と話していたのが
印象的だったですね・

その選考の際に彼が常に応募者に聞く内容が、
・「この国の次世代のプロ技術者になる
気が有るか?」
・「プロとしての誇りを持って汚れる仕事が出来るか?」
・「自分達の技術力に自信と誇り持った専門技術会社として、
お客に媚無いが、お客を大事にする専門家集団になれるか?」

ということを言うそうです。
(これは、現地の人間のするとかなりタフな内容なので、保守化に
考えが傾き始めた人間は、概ね2次の面接で腰が引ける・・
っと言ってましたが、僕も実際、そう思います)

それと「なぜ、学卒者を選ぶか・」に関してなんですが、
そのCEOに言わせると「大学の授業内容に期待している訳ではなく
いわゆるテクニカルタームズを覚えて来ているので
そこら辺りを初歩から教える手間を省く為だね」と言ってました。

な、もんですから、外資系にありがちな実績も何も関係なく
いきなりマネジャー職というような状況ではなく、スタート時点は
全員同じ待遇から始まって、技術検定の結果を受けて昇進させる
という方法でもあるので、昇進の理由が明らかですから
変なえこひいき感や派閥的なものも出来ないよ・・ということだそうです。

それに独立採算の方針から、、域内でのトレーニングセンターの
役割も担うので(当然、有償で行われるそうですが)
現地技術系スタッフは現場の担当者でもあると同時に
トレーニングセンターでのインストラクターの役割も
果たすことになるので、有形無形のインセンティヴとモチベーション
を与えることが可能になっているなぁ!と僕は関心しました。

この手法は、十分イラクでも使用可能なんじゃないかな?
と考えています。
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