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内心の自由<エピソード編

投稿者: battamama 投稿日時: 2005/04/07 12:47 投稿番号: [953 / 1657]
今朝、通勤のバスの中で、昨日届いた「神の手を持つ外科医」福島氏の本を読んだ。
丁度、折り良く興味深い話が書かれていたので、以下ご紹介します。

福島氏の父親は、東京外大の哲学科を経て、国学院大の神学科を卒業して明治神宮の神職に就いた。
戦後、明治神宮は有亡の危機に瀕した。
マッカーサーが「明治神宮は潰して、国民公園にする」と言ったのだ。
その時、神社本庁の中で、ただ一人英語を話すことができた福島氏の父親が、GHQにマッカーサーを訪ねていって直訴した。
「あなた方は、日本という国は占領できても、日本人の心まで占領できない。日本人の心を踏みにじるようなことはしないでくれ」
結果、そのことがきっかけとなって、明治神宮は国民公園にされずに済んだという。
信教の自由という法が、内心の自由を生んだ。その生みの親であるマッカーサーにして、その法を踏みつけようとしたことがあったわけだ。
心と法の境界問題は、思いのほか複雑だ。

※おまけ
「君が代」エピソード。
私が中学校の時の話。
卒業式を前に何度かリハーサルが行われた。その度に「君が代」を歌わされる。
歌詞の「さざれいしのイワオとなりて」という部分に差し掛かると、周囲から生徒のクスクス笑う声がもれる。
それに釣られて、クスクスが広がる。
なぜか?
中に、「イワオ」という名の父親を持つ生徒がいたからだ。
「箸が転げても可笑しい」
年頃の乙女に限らず、好奇心一杯の子供たちは何でも楽しんでしまう。
子供の興味は、大人達の思惑や心配の外にあるようだ。
国歌・国旗に過剰反応すると、むしろ子供の素直な思考にすら先入観を与えかねない。
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