自衛隊は軍人ではない!2
投稿者: sunsaun1 投稿日時: 2004/07/23 08:15 投稿番号: [840 / 1062]
以下は、自衛隊がサマワ入りした当初の現地の人達の反応。
渡部:確かに現地では、先遣隊が入った翌日からサマワ市民が日本の国旗を壁に貼ったりして、雰囲気が爆発的に盛り上がっていいます。市内で「自衛隊先遣隊に反対」というチラシを配っていた日本人の活動家から話を聞いたんですが、受け取ったサマワ市民がそれを破るというんですね。『武装した自衛隊が来てもサマワ市民のためにならないのではないか』という問いかけの文章なんですけど、だから、その活動家も『歓迎しているのは事実なのかな』とは言っていました。先遣隊がサッカーの試合に招待されたときも、集まっていた観客達に取り囲まれて車が動かせない状況でした。大変な人気になっています。
もう興味本位で、雄叫びを挙げながら追いかけて、窓に頭をくっつけて装甲車の中を覗き込んでいたりしていましたから。
小林:そんなに注目されているんだ。まるでジャニーズJrみたいだな。
渡部:イラク新聞でも自衛隊は一面で大きく扱われています。サマワの町でも、各国の軍隊がいる中で、目立つのは圧倒的に自衛隊。それは日本のメディアのせいもあって、自衛隊の装甲車が出て行くと、報道陣の車が30台ぐらい後ろからついていくので、それこそ大名行列のような状態です。自衛隊もプレス陣も『いくら何でもこれは目立ちすぎではないか』と、お互いに考え直そうとはしているようですが。
自衛隊が他の軍隊といちばん大きく違うのは、『ノーと言えない』ことかも知れません。子供が武器に触ったり勝手に装甲車の扉を開けたりするんですが、日本の先遣隊は大声で『ノー!』と怒鳴らないんです。米軍やオランダ軍は、怒鳴り散らすどころか、どついて蹴り倒すぐらい荒っぽいんですが。
(中略)
小林:それに、歓迎されているのは自衛隊じゃなくてジャパンマネーでしょ?自衛隊の派遣は、日本が国家としてイラクに対して動いている、ということだから、民間のボランティアが支援するよりも多額の金が落ちる可能性がある。イラク人はそれを期待しているわけだよ。だから、復興してあげるのに、どういうわけだかこっちが金を払わなきゃいかんという話になっちゃってる。日本人の税金でイラク人に給料払って公共事業やるなんて、日本の都道府県がひとつ増えたような話じゃないか。そりゃぁ、イラク人は来てくれと言うわなぁ。日本の場合、それに加えて湯水のように金を使うだろうし。30万も50万もする家賃を金に糸目を付けずに払って、取材の拠点にしているわけでしょ?
渡部:それはもう、前金でガンガン払ってます。すでに2年契約しているケースもありますね。それだけで一般市民の年収20年分ぐらいの金額になりますが、それでも平気で払っていますよ。
実際プレスが殺到して部屋を奪い合っているせいで、家賃がどんどんアップしていますね。背景にはお金のトラブルがあると言われています。誰かが利益を得れば、必ず嫉妬する人や不利益を被る人も発生しますから。
小林:欲望が渦巻いているなぁ。とかく日本人はイラク人を『独裁政権の圧政に虐げられた聖なる犠牲者』みたいに思いこんでいるけど、アラブ人はしたたかな部分も沢山持っているから。日本人が純朴な感覚でつきあっていると、どこでどんな恨みを買うかわからない。雇用の創出も期待されているけど、失業者をみんな日本の自衛隊が雇うことはできないわけだし。お金の面で市民を満足されられないとしたら、いくらインフラを整備しても感謝されないんじゃないだろうか。それとも、病院や学校さえ作れば、サマワの人達は満足するのかね。
渡部:病院や学校に関してはすでにオランダ軍がいろいろサポートしているんですが、単に施設の外見をきれいにするだけで終わってしまうことに市民は不満を抱いています。だから日本の自衛隊には、病院や学校や浄水施設が完全に稼働して、それこそ蛇口をひねったら水がブワッと出てくるというような、目に見えるサポートを期待していますね。
(中略)イラク人は喜怒哀楽がすごく突発的にアップダウンするので、理解しがたい面はあります。
小林:何を信用したらいいのかわからんよな。そんなに感情が激変するんじゃ、自衛隊の歓迎ムードもいつひっくり返るか分からないよね。
渡部:フセイン政権時代もそうですが、イラクの国民は常に誰かから何かを与えてもらう形で生活してきたんですね。仕事も給料も食料も、誰かが与えてくれると思っている。だから今回も、占領軍がいろいろなものを与えてくれれば元の生活に戻れるんじゃないかとシンプルに考えているんじゃないでしょうか。彼らの社会は、たとえば学校にしても市場にしても必ずボスみたいな人がいて、みんなボスの指示に従うんですね。そのボスの上にはもと偉いボスがいて、すべてがトップダウンで動いていく
渡部:確かに現地では、先遣隊が入った翌日からサマワ市民が日本の国旗を壁に貼ったりして、雰囲気が爆発的に盛り上がっていいます。市内で「自衛隊先遣隊に反対」というチラシを配っていた日本人の活動家から話を聞いたんですが、受け取ったサマワ市民がそれを破るというんですね。『武装した自衛隊が来てもサマワ市民のためにならないのではないか』という問いかけの文章なんですけど、だから、その活動家も『歓迎しているのは事実なのかな』とは言っていました。先遣隊がサッカーの試合に招待されたときも、集まっていた観客達に取り囲まれて車が動かせない状況でした。大変な人気になっています。
もう興味本位で、雄叫びを挙げながら追いかけて、窓に頭をくっつけて装甲車の中を覗き込んでいたりしていましたから。
小林:そんなに注目されているんだ。まるでジャニーズJrみたいだな。
渡部:イラク新聞でも自衛隊は一面で大きく扱われています。サマワの町でも、各国の軍隊がいる中で、目立つのは圧倒的に自衛隊。それは日本のメディアのせいもあって、自衛隊の装甲車が出て行くと、報道陣の車が30台ぐらい後ろからついていくので、それこそ大名行列のような状態です。自衛隊もプレス陣も『いくら何でもこれは目立ちすぎではないか』と、お互いに考え直そうとはしているようですが。
自衛隊が他の軍隊といちばん大きく違うのは、『ノーと言えない』ことかも知れません。子供が武器に触ったり勝手に装甲車の扉を開けたりするんですが、日本の先遣隊は大声で『ノー!』と怒鳴らないんです。米軍やオランダ軍は、怒鳴り散らすどころか、どついて蹴り倒すぐらい荒っぽいんですが。
(中略)
小林:それに、歓迎されているのは自衛隊じゃなくてジャパンマネーでしょ?自衛隊の派遣は、日本が国家としてイラクに対して動いている、ということだから、民間のボランティアが支援するよりも多額の金が落ちる可能性がある。イラク人はそれを期待しているわけだよ。だから、復興してあげるのに、どういうわけだかこっちが金を払わなきゃいかんという話になっちゃってる。日本人の税金でイラク人に給料払って公共事業やるなんて、日本の都道府県がひとつ増えたような話じゃないか。そりゃぁ、イラク人は来てくれと言うわなぁ。日本の場合、それに加えて湯水のように金を使うだろうし。30万も50万もする家賃を金に糸目を付けずに払って、取材の拠点にしているわけでしょ?
渡部:それはもう、前金でガンガン払ってます。すでに2年契約しているケースもありますね。それだけで一般市民の年収20年分ぐらいの金額になりますが、それでも平気で払っていますよ。
実際プレスが殺到して部屋を奪い合っているせいで、家賃がどんどんアップしていますね。背景にはお金のトラブルがあると言われています。誰かが利益を得れば、必ず嫉妬する人や不利益を被る人も発生しますから。
小林:欲望が渦巻いているなぁ。とかく日本人はイラク人を『独裁政権の圧政に虐げられた聖なる犠牲者』みたいに思いこんでいるけど、アラブ人はしたたかな部分も沢山持っているから。日本人が純朴な感覚でつきあっていると、どこでどんな恨みを買うかわからない。雇用の創出も期待されているけど、失業者をみんな日本の自衛隊が雇うことはできないわけだし。お金の面で市民を満足されられないとしたら、いくらインフラを整備しても感謝されないんじゃないだろうか。それとも、病院や学校さえ作れば、サマワの人達は満足するのかね。
渡部:病院や学校に関してはすでにオランダ軍がいろいろサポートしているんですが、単に施設の外見をきれいにするだけで終わってしまうことに市民は不満を抱いています。だから日本の自衛隊には、病院や学校や浄水施設が完全に稼働して、それこそ蛇口をひねったら水がブワッと出てくるというような、目に見えるサポートを期待していますね。
(中略)イラク人は喜怒哀楽がすごく突発的にアップダウンするので、理解しがたい面はあります。
小林:何を信用したらいいのかわからんよな。そんなに感情が激変するんじゃ、自衛隊の歓迎ムードもいつひっくり返るか分からないよね。
渡部:フセイン政権時代もそうですが、イラクの国民は常に誰かから何かを与えてもらう形で生活してきたんですね。仕事も給料も食料も、誰かが与えてくれると思っている。だから今回も、占領軍がいろいろなものを与えてくれれば元の生活に戻れるんじゃないかとシンプルに考えているんじゃないでしょうか。彼らの社会は、たとえば学校にしても市場にしても必ずボスみたいな人がいて、みんなボスの指示に従うんですね。そのボスの上にはもと偉いボスがいて、すべてがトップダウンで動いていく
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afffckdcbfmbd17bbbv7o_1/840.html