橋田さんと小川さんの死は
投稿者: kumgan_tiger 投稿日時: 2004/05/29 01:03 投稿番号: [37 / 1062]
橋田さんと小川さんの死を悼みます。一種の労災なのでしょうけど、悼んでも悼んでも悼み切れません。
橋田さんは口先では「興味があるから行く」などと言ってます。「戦場記者は『戦場』から状況は語れるが、『戦争』は語ってはならない」という哲学があります。
しかし、実は先の5人の人質と同じ心根の持ち主でしょう。経験の差があり、短気な人々を怒らせない発言術(=匿名中傷電話が来ないようなしゃべり方が出来る)を体得できた、バリバリの反戦主義者でしょう。それも国会議員を有する左翼政党並の。(余談ですが、橋田さんの出身会社は、現在某政党のCM制作などでかかわりがあります。しかし、彼がその政党を支持しているかは分かりません)
何度も何度も30年間も戦場と平和な土地を往復して、「どうすれば戦争を知らない人に分かってもらえるか。」とずっと考え、あんなスタンスになったのでしょう。
「戦争は政治的利害の衝突であり、経済や資源を巡る戦いである。」「だから、ヒロシマや長崎の悲惨さを語る(状況)ことと、戦争になぜ国家が突進していって、あんな風になってしまったのかを、同一フィールドで語ることは、違うことなのだ。」
彼の著書にはそう書かれています。私たちは、彼の書いたこと、伝えたことでどうすべきなんですかね?
「ああそう、こっちゃ忙しいんだ。」とか、冥福を祈って終わりですかね?
あの5人の、特にジャーナリストでない人々でも、戦場経験を積めば思慮深い発言が出来たでしょう。
豊かな経験を積んだ惜しい人たちを亡くしました。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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