日本政府の独自利害の追求
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/09 03:10 投稿番号: [682 / 5091]
日本は主権国家として、当然、今回のイラク派遣で獲得すべき国家的目的を
有しています。
<日本政府の独自利害の追求>
今回の自衛隊派遣によって、日本政府の獲得目的の一つは、
①国連安保理常任理事国入りに向けて、
・PKO派遣を達成し、アフガニスタン空爆では、インド洋上で、後方支援を
行った日本は、次なるハードルとして、
・紛争地への軍隊の派遣というハードルをクリアしたのだと思っています。
ただ、まだ戦闘に参加する軍隊としてではなく、後方支援としてですが。
それでも、一歩前進ですね。
ちゃくちゃくと日本自らの独自利害を貫徹していると思います。
憲法9条と集団的自衛権という「壁」という条件下で、最大限の前進を果たし
ましたね。
次は、憲法を変えるというハードルが射程に入っているという状況ですね。
②900億ドルのイラク復興ビジネスへの参入
しかし、これは圧倒的にアメリカ企業に独占されています。
ポーランドなんて、900億ドルの戦後復興ビジネスで、50億円分しか受注
していない、少な過ぎる!と憤慨し、撤退をチラつかせて、堂々とアメリカに
圧力をかけているのですから、一皮むけば、露骨な利権争奪戦ですね。
イラクの道路、病院、学校などの多くは、実は日本企業が建設したものが
かなり多いです。
その修理、修復、復興等には、自然に考えれば、日本企業が行う方が理に
適っているのですが、アメリカは、そんなことは、眼中にないようです。
また、日本側の事情からいっても、現在の治安状況では民間企業が入っていく
ということは難しいという問題もあります。
③石油供給源として
日本の中東への石油依存度は異常に高い訳ですから、当然、国家的問題です。
アメリカが「悪の枢軸」と罵倒していたイランとも石油採掘契約を交わしました。
アメリカも少々横やりを出したようですが、ちゃんと契約を交わしました。
これも、日本の独自利害の貫徹ですね。
ちなみに、アメリカは、自ら「悪の枢軸」と罵倒してきたイランに、今回
イラクのシーア派との調停を申し込んだんですけどね。
「悪の枢軸」と罵倒してきた相手に頭を下げたんですから、相当困っていた
とは言えると思います。
日本は、中東産油国と友好な外交関係を築いてきました。
しかし、それだけではなく、「将来の中東政権」とも友好な関係を築かねば
なりません。
つまり、アメリカの「大中東構想」による「将来の中東政権」にもです。
その一番手の拠点がイラクになる筈だったのですが、つまり、イラクに
親米政権が成立することは確実という予想だったのですが、ここにきて、
頓挫してしまいました。
米軍の占領・統治の失敗です。
さて、アメリカ自身が、方針を転換したのですから、日本も軌道修正する必要
があります。
それが大きな軌道修正が必要なのか、小さな軌道修正で済むのか、
いずれにせよ、現時点で検討する必要があると思います。
有しています。
<日本政府の独自利害の追求>
今回の自衛隊派遣によって、日本政府の獲得目的の一つは、
①国連安保理常任理事国入りに向けて、
・PKO派遣を達成し、アフガニスタン空爆では、インド洋上で、後方支援を
行った日本は、次なるハードルとして、
・紛争地への軍隊の派遣というハードルをクリアしたのだと思っています。
ただ、まだ戦闘に参加する軍隊としてではなく、後方支援としてですが。
それでも、一歩前進ですね。
ちゃくちゃくと日本自らの独自利害を貫徹していると思います。
憲法9条と集団的自衛権という「壁」という条件下で、最大限の前進を果たし
ましたね。
次は、憲法を変えるというハードルが射程に入っているという状況ですね。
②900億ドルのイラク復興ビジネスへの参入
しかし、これは圧倒的にアメリカ企業に独占されています。
ポーランドなんて、900億ドルの戦後復興ビジネスで、50億円分しか受注
していない、少な過ぎる!と憤慨し、撤退をチラつかせて、堂々とアメリカに
圧力をかけているのですから、一皮むけば、露骨な利権争奪戦ですね。
イラクの道路、病院、学校などの多くは、実は日本企業が建設したものが
かなり多いです。
その修理、修復、復興等には、自然に考えれば、日本企業が行う方が理に
適っているのですが、アメリカは、そんなことは、眼中にないようです。
また、日本側の事情からいっても、現在の治安状況では民間企業が入っていく
ということは難しいという問題もあります。
③石油供給源として
日本の中東への石油依存度は異常に高い訳ですから、当然、国家的問題です。
アメリカが「悪の枢軸」と罵倒していたイランとも石油採掘契約を交わしました。
アメリカも少々横やりを出したようですが、ちゃんと契約を交わしました。
これも、日本の独自利害の貫徹ですね。
ちなみに、アメリカは、自ら「悪の枢軸」と罵倒してきたイランに、今回
イラクのシーア派との調停を申し込んだんですけどね。
「悪の枢軸」と罵倒してきた相手に頭を下げたんですから、相当困っていた
とは言えると思います。
日本は、中東産油国と友好な外交関係を築いてきました。
しかし、それだけではなく、「将来の中東政権」とも友好な関係を築かねば
なりません。
つまり、アメリカの「大中東構想」による「将来の中東政権」にもです。
その一番手の拠点がイラクになる筈だったのですが、つまり、イラクに
親米政権が成立することは確実という予想だったのですが、ここにきて、
頓挫してしまいました。
米軍の占領・統治の失敗です。
さて、アメリカ自身が、方針を転換したのですから、日本も軌道修正する必要
があります。
それが大きな軌道修正が必要なのか、小さな軌道修正で済むのか、
いずれにせよ、現時点で検討する必要があると思います。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/682.html