「カンボジア:復興の光と影」NHKBS
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/01/21 03:01 投稿番号: [4434 / 5091]
「カンボジア:復興の光と影」NHKBS
(2005.1.20(木)放映)
タイとの国境の町ポイペト、ギャンブルが禁止されているタイからの観光客を
呼び込む目的で、カジノの建設ラッシュが続いています。
ユーラシア大陸の32ヵ国が参加するアジア・ハイウェイの建設も進んでいます。
道路周辺の土地の買収が進んでいます。
地価はこの十年で15倍に上がりました。
ポイペトには、内戦からの帰還者も多く住んでいます。
超近代的なビルディングの真横にバラックが立ち並んでいます。
転売を狙う地域の有力者に追い出される事態が起きています。
追い出された人々は、離れた場所に掘っ立て小屋を建てて暮らしています。
水道どころかまともな井戸もありません。
雨季には雨水でしのいでいましたが、乾季に入ると、飲み水の確保すら困難に
なっています。
「生活は厳しいです。水も仕事もありません」
現地NGOは、ポイペトだけでこれまでに四千人が住む場所を追われたとみて
います。
地域の有力者とは元軍の有力者が多く、村人とのトラブルが起きています。
政府は12年前から土地の所有権を確定させる作業に入りました。
現地NGOと共に土地問題に取り組むブントーン弁護士は、
地域の有力者が内戦後の混乱に乗じて、当時の州政府の幹部を抱きこみ、
権利書を発行させたとみています。
村人達も内戦後、国の許可を得て、村を設立しました。
つまり、同じ土地に二重の権利が発生しているという状況。
カンボジアでは、同様の原因による争いが度々起きています。
ブントーン弁護士は、これまでに60件の立ち退きを食い止めました。
カンボジアの法整備については、日本の学者や弁護士、専門家が協力して、
一年半前に土地法を含めた民法の草案を作り上げました。
政局の混乱が続いて、この草案が国会での審議に至っていない状況。
開発ラッシュの影で、住民の不安な暮らしが続いています。
これは メッセージ 89 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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