イラク戦争

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「武士道の国からきた自衛隊」産経新聞②

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/12/11 02:44 投稿番号: [3712 / 5091]
  本書では触れていませんが、自衛隊は<人道復興支援活動>「だけ」を
行っている訳ではありません。
  航空自衛隊は外国軍1200名を輸送しました。ほとんどは武装した米兵です。
また、サマーワの陸上自衛隊の車輌が米英軍を武装護衛したこともまた報道され
ています。(「自衛隊がサマワに行った本当の理由」森哲志)

  現地の自衛隊員の方々が本当に一生懸命活動していることはよく理解できまし
た。
  現地の方々とも概ね良好な関係を苦労して築いてきたこともまたよく理解でき
ます。
  しかし、<根本的な土台>が違っているように思います。
<国連決議なき><大儀なき>戦争に、協力加担しているという<側面>は、
拭い切れません。
  アメリカが始めた「誤った戦争」の中で、自衛隊は真っ当な人道復興支援活動
を行っているという感じですかね。
  自衛隊の方達が本当に一生懸命頑張っているのは、よく分かりましたが、
その前提である根本的な土台が食い違っているという想いを拭い切れません。
比喩で言えば、最初のボタンを掛け違えたまま、その後は一生懸命頑張って、
きちんきちんとボタンを掛け続けているという感じです。

  イラク全土では反米感情が蔓延しています。
もう一度、国連中心に立て直してから、または、ムスリム軍なり非米軍の治安
維持部隊で態勢を立て直してから、人道復興支援活動を行うなら、私としても
諸手を挙げて心から賛同できるのですが、、、

  給水活動・補修活動は現地の方に引き継いでもらうことは、可能のように
私には思われます。
  そして、一旦撤退して、情勢が好転してからまた改めて入国するということも
可能のように私には思われます。
  もちろん、その間は、国外から復興支援活動は続けます。


  人間の意識は絶えず変化していきます。

イラク人の親日感情は、私達の先人達の労苦の上に築かれてきました。
その過去の遺産を食い潰しつつあるのではないかというのが私の疑念です。

確かに、サマーワの人達は自衛隊を8割が支持しています。
しかし、イラク全土では、多数派は外国軍撤退を要求しています。

「一発も銃を撃たない自衛隊」という信頼感

<親日感情><日本への信頼感>から、疑念、反発、反対へと、
一人一人の意識世界の中で、綱引きが続いていると思います。
葛藤があると思います。
どちらにより揺れているかは、一人一人違うと思います。
また、同じ人でも、状況によって変化していくものだと思います。


  私は、自衛隊撤退論者です。
ただ、それは現行政府の政治方針としてのイラクへの自衛隊派遣に反対なので
あって、個々の自衛隊員に反対しているのではありません。
自衛隊の撤退を願いますが、少なくとも当面、サマーワに存在しているのは、
残念ながら現実ですので、現実にサマーワにいる自衛隊員の安全性向上には
賛成です。
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