イラク戦争

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聖書の生贄

投稿者: welcome2thecivilization 投稿日時: 2004/11/24 19:17 投稿番号: [2876 / 5091]
なるほど、その小見出しは最近の口語訳、アメリカで普及してる「新共同訳」や「新KJV」に、それぞれ付けられているんだよね(読みやすいように。いかにもアメリカ的な発想だ)。小見出しとは気づかなかったね。
  創世記第15章はバベル崩壊の後、カルデアから移動したユダヤ人の始祖アブラム──後のアブラハム、因みにイスラム教では「全人類」の始祖と位置づけている──がようやくカナンの地に落ち着いたときにアブラムに臨まれた際に交わされた、アブラムの子孫を祝福し土地を与えるとの契約を書いたものだね。出エジプト記第3章(例の燃える柴のお告げ)でも改めてこの時の約束が描写されている。

  ただしそれは「嗣業の土地」じゃないよ。「嗣業の土地」は申命記〜ヨシュア記にあるエジプト脱出後に戻った子孫のカナンの土地分配の取り決めのことだから、アブラハムよりずっと先の話だし地域の範囲も違う。だからsrpwx046さんの取り上げた創-15の「あなたの胤は異邦の地で居留者として4百年の間奴隷として仕え〜」とあるのは、後のエジプト捕囚時代を指した預言──普通はそう解釈する──で、章の結びの「あなたの胤にわたしはこの地を与える。エジプトの川から、かの大河ユーフラテスまで〜(以下その土地の民族の列挙)」の約束は、聖書時代には結局果たされていないことになる。つまり問題の説では、捕囚はまだ続いていて、その結びの言葉を成就するために今行動している、と考えているんだろうね。

  それにしても感慨深いのは、アブラハムの出身地が何を隠そうイラクであり、しかも今まさに自衛隊が宿営しているサマワ郊外のウルだということ。そして土地を与えるとの契約の際に「3歳の雌牛と雌山羊と雄羊、山鳩と鳩の雛」を生贄に捧げるよう求められ、アブラムはその生贄たちを「真っ二つに切り裂き、それぞれを互いに向かい合わせて置いた。ただ、鳥は切り裂かなかった」というくだりも意味深だね。

  それらの生贄が何を意味しているのか、鳥だけは引き裂かなかった理由は何故なのかは聖書には書かれていない。私は単なる習慣だと思うんだけど。ただ後のレビ記の祭司の規定によれば(動物愛護団体、必見!)焼燔の捧げ物の鳥と雛は首をひねり取って血は祭壇の側面に流し出すようにと指示されているので、アブラムの行動とは矛盾する。何故かな?
  彼ら──あるいはその本を書いた人──の電波系な深読みではそこらへん、どう解釈されてるんだろう?
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