イラク人内部にも様々な利害対立があります
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/17 02:39 投稿番号: [1267 / 5091]
>賢明なイラク人自身、今おとなしくしていれば、6月末には政権がイラク側に
>渡るのに何で抵抗するのでしょうか?どうしょうも無くバカなイラク人です。
>と考えるのは変ですか?
日本人といったって、日本人内部でさまざまな利害対立があります。
全く同様にイラク人内部にもさまざまな利害対立があります、
イラク人といっても、純粋無垢ではありません。
6月末の主権移譲が行われる予定だったからこそ、イラク内で、それを見越して、
アメリカ側からも、イラク人側からも、動きがありました、
①イラク人内部での主導権争い
②アメリカにとっては、主権移譲後に”邪魔な”勢力をできるだけ潰しておく
・スンニ派武装勢力
・サドル派
この二つのモメントがあると思います。
イラク人内部では、
例えば、北部の巨大油田キルクークでは、その支配権を巡って、
アラブ人シーア派・スンニ派連合軍とクルド人両派が武装対峙しています。
今すぐ米軍が撤退したら、すぐに武力衝突が始まります。
シーア派も一枚岩ではないので、シスターニ師とサドル派のシーア派内での
勢力争いという要素もあります。
ファッルージャでは、街を完全包囲され、空爆され、街全体が自衛のために
闘ったのだと思います。
しかし、アメリカは、そのファッルージャでの戦闘で全世界にその惨劇が報道
された為に、占領統治策が失敗し、国連主導へと方針を転換しました。
そういう意味では、ファッルージャの民衆の闘いが、アメリカの
<イラクにおける親米政権作り>という政治的目的を挫折させた、一歩後退
させたのだとも言えると思います。
まだまだアメリカは諦めてはいませんが、、、
これは メッセージ 1249 (kincyan3524 さん)への返信です.
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