イラク戦争

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「イラク戦争:日本の分け前」浜田和幸②

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 07:49 投稿番号: [115 / 5091]
・湾岸戦争後の経済制裁下での”オイル・フォー・フード”
  その石油の8割をアメリカの石油会社が買占め
  (イラクの石油は高品質で採掘コストは安い)
  (アメリカ国内の油断はあと10年で枯渇する)
  2000年11月フセインは「今後は石油代金のドルでの受け取りを拒否する。
  ユーロでしか受け取らない」と宣言。この時からアメリカの対イラク強硬姿勢
  が始まった。
  フセインは100億ドルをユーロに変える。
  その後ユーロ高となり、フセインは資産を17%膨らませる
  「フセインは賢明である」と他のアラブ諸国に広まる
  ・ヨルダン、リビアもユーロに切り替える
  ・(対米輸出国トップとなった中国も「貿易の決済は将来不安がつきまとう
    ドルではなく、ユーロで行いたい」)
  ・2002年4月OPECのヤラニ市場分析部長がスペインで、「ユーロ圏はOPECの
   総輸出量の45%以上を引き受けている。アメリカ以上に大事なお得意様だ」
  ・ユーロ加盟国も石油を買うのにドルを買う手数料に辟易

  OPECや中国、ロシアまでユーロにシフトしたら、ドルは大暴落
  このままでは、「ドル1極体制」から「ドル・ユーロ2極体制」へと移行して
  しまう

「今回の戦争の最大の目的は、石油を背景にした『ドル基軸通貨体制』の維持が
  本当の目的だったのである」
  だから、このイラク戦争を、「アメリカ対ヨーロッパの大西洋戦争」と呼ぶ

  戦後のドサクサ紛れに、「オイル・フォー・フード資金」を「イラク復興基金
  」に衣替え。本来イラク人に食糧・医療品を供給する資金が、アメリカ企業の
  復興関連ビジネスへの支払いに流用できるようになった
  2003年6月、イラク開発基金の口座がニューヨーク連邦準備銀行に開設
  イラク中央銀行に置くはずだった(国連安保理の経済制裁解除決議)


  <第五章>イラク復興ビジネスの実態
・自衛隊には水道インフラの復旧や汚染されたティグリス・ユーフラテス川の
  浄化技術がある
  米企業ベクテルも汚水浄化の仕事を受注しているが、浄化作業は全く進んで
  いない
・アメリカの<献金企業ランキング>と<受注企業ランキング>の対比
  献金額に応じて受注額が多くなっているのは、一目瞭然

・米兵の自殺者は20名(陸軍18名、海兵隊2名)
  内部調査によると、
  ・ストレスで精神安定剤を飲み過ぎて死亡
  ・帰国するための「自作自演の負傷」が致命傷に
  ・戦友にレイプされてショックで自殺した女性兵士
・2003年12月8日、精神異常と判断された兵士600名が送還

・民間戦争会社のスタッフ1万人以上がイラクに
  ・正規米兵の日給は5000円程度
  ・戦争のプロは日給10万円程度
   今年度の追加予算870億ドルの3分の1が彼らへの報酬


  <第六章>
・バグダッド高速道路、バグダッド国際空港は日本企業が造った
・湾岸戦争前、クウェートでも日本は、「この10年の大規模プロジェクトで
  50%以上のシェア」
  湾岸戦争前、1979年、日本企業の全海外での建設受注額の45%をイラクから
・イラク戦争で、建設機械のコマツ、川崎重工の株価が高騰
・住友商事とNECは携帯電話事業の通信施設を一部受注
・1980年には日本の総石油輸入量の7.5%はイラク原油
・米警察・FBIのパトカー車載パソコンで、パナソニックがかなりのシェア
・赤いサイレンは大阪の企業パトライトがほぼ独占


  <おわりに>
  ジョーク
  「冷戦で勝った国はどこか?」「日本だ」
  「湾岸戦争で負けた国はどこか?」「日本」
  「イラク戦争で負けた国はどこか?」「?」
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