ASEAN側戦略と日本側の理解
投稿者: asean_peace11 投稿日時: 2004/05/24 13:01 投稿番号: [1800 / 2331]
ご指摘のURLの中で最もASEAN側からの戦略に近いと思われるのは
http://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/tsugami/01.html
だと思われます。
ASEANと中国の関係に置いては
中心になるタイ、マレーシア、シンガポール(いわゆるASEAN先進国と呼ばれる国)
の多くが「共産党の成立を法律で禁止している(又はそれに近い国情
:レッドパージ等の経験)」がある国であり基本的に中南海に対する
相当な警戒感を持っているにも関わらず
なぜ、中国をASEANないしFTA構想の中に引き入れようとしたか?
1.連鎖反応を期待した(誰に対してか?が重要)
2.中国市場(単に人口比で捕らえている部分があることは歪めませんが)
への様々な期待感
・タイのタクシン首相はその出身県及び華僑系という立場から、
日本コネクションよりも中国コネクションが大きいことは就任時点で明らかです。
(就任後の訪日が遅くなったのもそうした理由から)
・チェンライ県を中国内陸部との貿易特区的な地域に指定し、
川を利用した中国内陸貿易の拠点とする計画も現在進行中
・タイの原油元売シンジケートは現在、中国への原油移送を請け負う仮調印を
中国側と昨年7月に締結済み
3.FTA問題の議論に関してお互いの(中国を除く)説明不足と理解不足から
農業問題と言うタイトルの所で止まっていることが原因
・中国が農産物の自由化を前倒しした等の記事の場合
「農産物の中身」が抜け落ちている為に、タクシン首相が
オーストラリア政府首脳と合意した農産物自由化が実務者レベル段階で決裂した事実。
4.中国市場の有効性はWTO加盟後の進展改善待ちといのは日本と同様
ASEAN先進国の理解もそれに近いが、労働資本や企業資本の流動性が高まり
その結果ASEANとしての対欧米市場への戦闘能力が上がることに軸足を置いた
との理解がASEAN側の意思
・日本企業でもこれに対応していない所が無い訳ではないが、
現状では残念ながら2社のみであり、その2社の系列下請け企業に至っては
その意志を読み切るに至っていない。
・ダイムラーの三菱支援打切りもこうした背景を三菱側が読みきれなかったことが考えられる。
等など(他にもありますが、取敢えず代表的な所で)
からASEAN諸国が最も期待している日本側の対応が最も遅く後追い型であることが
最重要問題ではないかと思われます。
特に、ASEAN諸国の多くは農産物自由化に於いて最優先課題としているのは
「原産国型農産物の輸入を自由化してほしい」ということであって
「現地生産の日本野菜等を輸入自由化してほしい」とは言っていない。
(日本型野菜の栽培は日本の商社等の協力がなくては不可能であり、
そうした協力事業の限界や弊害をそれらの諸国は既に承知している)
以上から、中国がASEANに対する発言を高めたのか?それとも
ASEAN諸国が持つ旧来の「したたかな生き残り外交戦略」として、
ASEAN地域の世界戦略性を高める為に危険性は高いものの(リスク)
中国と言うカードを敢えて切って連鎖反応を誘発させたのか?
シンガポールのように農業自給がほぼ出来ない国と農産物を除いたFTAを結んで一安心している
ようでは、日本の将来はASEANの後塵を拝する所の騒ぎでは済まないのではないか?
と懸念すると、あのURLの中でもしっかり書いてほしかったな
と言うことです。
http://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/tsugami/01.html
だと思われます。
ASEANと中国の関係に置いては
中心になるタイ、マレーシア、シンガポール(いわゆるASEAN先進国と呼ばれる国)
の多くが「共産党の成立を法律で禁止している(又はそれに近い国情
:レッドパージ等の経験)」がある国であり基本的に中南海に対する
相当な警戒感を持っているにも関わらず
なぜ、中国をASEANないしFTA構想の中に引き入れようとしたか?
1.連鎖反応を期待した(誰に対してか?が重要)
2.中国市場(単に人口比で捕らえている部分があることは歪めませんが)
への様々な期待感
・タイのタクシン首相はその出身県及び華僑系という立場から、
日本コネクションよりも中国コネクションが大きいことは就任時点で明らかです。
(就任後の訪日が遅くなったのもそうした理由から)
・チェンライ県を中国内陸部との貿易特区的な地域に指定し、
川を利用した中国内陸貿易の拠点とする計画も現在進行中
・タイの原油元売シンジケートは現在、中国への原油移送を請け負う仮調印を
中国側と昨年7月に締結済み
3.FTA問題の議論に関してお互いの(中国を除く)説明不足と理解不足から
農業問題と言うタイトルの所で止まっていることが原因
・中国が農産物の自由化を前倒しした等の記事の場合
「農産物の中身」が抜け落ちている為に、タクシン首相が
オーストラリア政府首脳と合意した農産物自由化が実務者レベル段階で決裂した事実。
4.中国市場の有効性はWTO加盟後の進展改善待ちといのは日本と同様
ASEAN先進国の理解もそれに近いが、労働資本や企業資本の流動性が高まり
その結果ASEANとしての対欧米市場への戦闘能力が上がることに軸足を置いた
との理解がASEAN側の意思
・日本企業でもこれに対応していない所が無い訳ではないが、
現状では残念ながら2社のみであり、その2社の系列下請け企業に至っては
その意志を読み切るに至っていない。
・ダイムラーの三菱支援打切りもこうした背景を三菱側が読みきれなかったことが考えられる。
等など(他にもありますが、取敢えず代表的な所で)
からASEAN諸国が最も期待している日本側の対応が最も遅く後追い型であることが
最重要問題ではないかと思われます。
特に、ASEAN諸国の多くは農産物自由化に於いて最優先課題としているのは
「原産国型農産物の輸入を自由化してほしい」ということであって
「現地生産の日本野菜等を輸入自由化してほしい」とは言っていない。
(日本型野菜の栽培は日本の商社等の協力がなくては不可能であり、
そうした協力事業の限界や弊害をそれらの諸国は既に承知している)
以上から、中国がASEANに対する発言を高めたのか?それとも
ASEAN諸国が持つ旧来の「したたかな生き残り外交戦略」として、
ASEAN地域の世界戦略性を高める為に危険性は高いものの(リスク)
中国と言うカードを敢えて切って連鎖反応を誘発させたのか?
シンガポールのように農業自給がほぼ出来ない国と農産物を除いたFTAを結んで一安心している
ようでは、日本の将来はASEANの後塵を拝する所の騒ぎでは済まないのではないか?
と懸念すると、あのURLの中でもしっかり書いてほしかったな
と言うことです。
これは メッセージ 1791 (zebra_man_co さん)への返信です.
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