イラクで日本人拘束

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途上国でのボランティアについて

投稿者: londontesco 投稿日時: 2004/04/18 22:57 投稿番号: [94314 / 280993]
途上国でのボランティアについて、ひとつ思ったことを申し上げます。自分の意見を押し付ける気はありません。「こういうことも、あるんだ」というだけのことです。
  以前、モロッコに遊びに行ったことがあります。ツアーは、スペインのコスタデルソルで組成されたもので、日本人は私ども夫婦だけ。メンバーは、ドイツ人、イギリス人、カナダ人などでした。
  ご承知のように、スペインからモロッコまでは、ジブラルタル海峡をフェリーで2,3時間の距離です。
  モロッコのバスステーションで、バスがツアー客の帰りを待っていたとき、私を含め一部のツアー客はすでにバスに帰っていました。すると、バスの回りを子供がウロウロしだし、片言の英語とドイツ語で、小銭をせがみだしたのです。何人かのツアー客が、バスの窓越しに小銭を投げてやりました。
  するとその時、ツアーの添乗員(モロッコ人)が、止めに入りました。その時の彼の言葉は今も印象に残っています。「どうか、お金を上げるのを止めてください。あの子供らは、この辺りをいつも徘徊しています。そのため、学校にも行っていないのです。どうか、一時の憐れみで、お金を与えないで下さい」

  私は、モロッコとイラクを同じとはしません。モロッコは政情も安定し、民主制も根付いた国です。今のイラクとは違います。
  しかし、途上国への支援ということを考えさせられずにはいられません。
  今回、人質になられた高遠氏の活動について、私は詳しいことは存じません。ただ、一般論として、ボランティアの活動には、何といっても継続が重要なことと思っています。さらに、帰る家もなくなった子供たちの福祉を本当に向上させるには、食事だけではなく、宿舎、教育まで、配慮するだけの計画性が必要なのではないかと思います。
  同氏の活動について私は無知なので、すでにそういったことまで実行されておられていたなら、私の不明をお詫びします。
  これまでの報道を基にした私の印象では、同氏は個人での活動をメインにしておられたようなので、個人の活動では限界があるのではないかと思った次第です。

  繰り返しますが、あなたを説得する積もりはありません。こういうこともあったというだけの話です。
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