日本政府と個人と「国際社会」
投稿者: tamam114 投稿日時: 2004/04/10 00:59 投稿番号: [8836 / 280993]
自衛隊が実際、イラクで役に立っているのか、役に立っているとすれば、それを図る明確なガイドラインはあるのか、またはイラクの人々を軍という組織のもと恐怖に陥れているのか。
米軍は、何のために劣化ウラン弾を落とし、現在はシーア派の掃蕩をしているのか。
私は、米軍はこの戦争において大義はほぼ失っていると考える。ただ見えない敵に対して恐怖に慄き、やみくもに攻撃を加えているようにしか見えない。
そんなことで果たして、彼らの言う「イラクの開放」ができるのであろうか。そして、なぜ「イラクの開放」を「国際社会」が手助けをする必要があるのだろう。
こうして考えると、そこにはアメリカと連合国の意図がみえてくるが、ここではこれについて論じる必要はない。
「報道ステーション」で古館氏は三人の人質についてアメリカに手助けを求めるべきと述べたが、アメリカが動くはずがない。自国の兵をも守らないアメリカが、ましてや他国の民間人を守るだろうか。
犯人側が出している要求が自衛隊の撤退だという。彼らはなぜ自衛隊を撤退しろというのだろうか。自衛隊が本当に「復興支援」に行っていて、それによって効果をもたらすべき活動をしていたならば、そのような要求は出ないのではないだろうか。
日本政府は相変わらず「イラク国土全体が非戦闘地域」だとする。ではなぜ日本人民間人にイラク入国警告を出しているのか。この論理は、自衛隊を9条の枠組みで派兵するためのこじつけの論理でしかないということがすぐにわかる。
「非戦闘地域」であるイラクに民間人が行き、なぜ「自業自得」という人がいるのだろうか。
では自衛隊の隊員がこういう事態に遭遇した場合もこれは日本政府の「自業自得」ということになる。
そもそも、今回の派兵は湾岸戦争の後、アメリカに日本が兵を派兵しなかったとし散々叱咤されたことから由来しているが、すると、今の日本にとっては日本国民より、日本政府の主権より、アメリカの意向が最優先ということになっているのだ。
古館氏は、このことを見抜けなかったのだろうか。
三人の命が大資本と国家の中に呑まれていく。政府に最善の対応を願うのはもちろんのことだが、今回のことで改めてよくわかった。政府は、そして国家は国民がいざというときにはなにもしないということだ。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afa4gffckdcbfm94bab_1/8836.html