イラクでの現在の戦闘に付いて。
投稿者: hayakawaderma 投稿日時: 2004/04/15 00:58 投稿番号: [56741 / 280993]
アメリカが、イラクでの戦闘終結の声明を出してから、1年が過ぎた。戦争の大義とされた、大量破壊兵器は見つからなかった(むしろ、アメリカはあえて大量破壊兵器のない丸腰の状態の所を攻撃したと考えた方が良いのだろうが)。それでも、フセイン政権による独裁から、イラクの市民を解放するという事でこじつけながら、十分イラクでの戦争の大義は果たせると考えていた。
ブッシュ大統領がイラク人がアメリカの罪なき文民を誘拐殺害する行為は許せないと、モスクにまで空爆し、イラクの罪なき文民を無差別に殺害し、フセイン政権を支えたスンニ派のみならず、アメリカがフセイン政権から解放したはずのシーア派の人たちとまで、アメリカ軍と戦闘状態にある現状はもはや、イラク戦争の目的の達成からは程遠いものとなっている。
依然として、フセイン政権の残党やアルカイダとの関わりのあるものたちと、アメリカ軍は戦っているとブッシュ大統領言っているが、もはや6月30日の政権移譲後の体制に対する不満からスンニ派ばかりでなく、シーア派を巻き込んでの戦闘、さらにはアメリカ、イラク双方の罪なき文民の死に対する感情的な報復から、もっと幅広いイラク国民のアメリカに対する憎悪が戦闘を引き起こしている。
その、もとはイラクの一般市民であったはずの人々との戦闘をwar on terrorと、呼び続けて良いのであろうか。日本人を誘拐した犯行グループもアメリカによるイラクへの攻撃前までは、ただのイラクの一般市民であったのではないだろうか。
アメリカが始めたwar on terrorの原因となったSeptember 11を引き起こしたのはOsama bin Ladenであったはずである。しかしその結果として現在アメリカが戦っている相手は何なのであろうか。何百人と殺害されている人々はいかなる人々なのであろうか。アメリカはwar on terrorの名のもとに新たな敵を作り続けて行く。イラク、アメリカ共に憎悪に満ちあふれお互いに無差別に罪なき文民を殺しあう。そこが、まさにこの戦争の泥沼なのだと思う。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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