参考情報
投稿者: maruhabasalam 投稿日時: 2004/04/14 23:30 投稿番号: [56008 / 280993]
今回の人質たちが捕まったルートは私は23年前にバスで通りました。
バグダッドからファルージャ、ラマディを通ってアンマンまで約15時間(途中国境で3時間くらい待たされる。)
このルートはローマ時代からヨーロッパとメソポタミアを結ぶ重要なルートで、現在でも長距離トラックはマルセイユやナポリからフェリーでシリアのラタキアについて、そこから陸路ダマスカス、アンマン、(アンマンとダマスカスの間はかなりの山道です。)経由バグダッドに入るルートがメインのコースです。
当時もイラクが戦争状態だったので、ヨルダンから商品を持ち込めば一財産になったためバスはヨルダンの商人で満員でした。
彼らの体臭が気になる方はタクシーとなりますがリスクは高くなります。
もし行かれるときはバスをおすすめします。
このルートの迂回ルートとしてラマディから北へ向かいユーフラテスを少し上流で越えてサマラあたりに抜けるコースもあります。 当時、我々もファルージャの橋が破壊された場合を考えて、脱出ルートとして検討して一度下見に行きましたが、ガソリンスタンドもなにもない未舗装道で予備のガソリンをずいぶんとポリタンクに積んで持っていきました。 このルートを使う場合は、ガソリンを100リットルくらい携行された方がよいです。
鉄道はチグリス川沿いを北上してモスルからシリアの西部を横断してトルコの南側を通ってアレッポからトルコ領に入りイスタンブールというルートです。 当時はバグダッド発イスタンブール行き長距離列車が週に一便ありました。 私がシリア側の最終駅に着いたときは列車が2日前に出たばかりでしたので、タクシーで国境まで行きそこから2キロほど砂漠の中を歩いて(10月でも気温40度を超えてましたので今の体力では無理かな)イラク側の町に入り、ミニバスでモスルまで出て長距離バスでバグダッドまで帰りました。 このルートはイラクシリア国境地帯、特にシリア側は未舗装で無人地帯です。 盗賊が出没する可能性があるので、シリアの国境警備隊からよく見えるように晴れた日の昼間に行かれた方がいいと思います。 私が行ったときは一週間に国境を通過した人は3人くらいでした。 (国境にノートがあってそこに日付と名前を書く) このルートは北側にトルコの山脈が望めて景色がよいのでおすすめです。 モスルからバグダッドは5時間くらい。 外交官が殺されたチクリットや、ミナレットで有名なサマラを通る国道1号線コースより、アルビル、キルクックとクルド人地域を通る方が少し安全なようです。
もう一つのルートはクウェートから北上しバスラにはいるルートで、これが一番道がよかった。 その後2度も戦争をした地域ですから今はどうだかわかりませんが、昔はクウェートのお金持ちがベンツをとばしてクウェートの町からバスラまで2時間くらいで来たそうです。 もちろんバスラのキャバレーにお酒を飲みにくるのです。 帰りに酔っぱらい運転で転がっているベンツをよく見たというのが、当時このルートを使ってクウェートまで日本食を買い出しに行っていた大使館員の話です。 現在ではバスラからバグダッドまでのルートの安全性がちょっと心配です。 ナッシリアからクートに上がるコースがナジャフ経由より比較的事件が起こってないようですね。
最後のルートはイランと戦争中だったので私も通ったことがないのですがイランのカナキンという町から直接バグダッドに入るルートで深夜特急の沢木耕太郎はバグダッドの町の光を見たときの感動を書いていたと思います。
20年以上前の経験ですので、内容の責任はいっさい持ちません。 もしも行かれるときは最新の情報を集めてリスクを最小限にする努力をしましょう。
このルートの迂回ルートとしてラマディから北へ向かいユーフラテスを少し上流で越えてサマラあたりに抜けるコースもあります。 当時、我々もファルージャの橋が破壊された場合を考えて、脱出ルートとして検討して一度下見に行きましたが、ガソリンスタンドもなにもない未舗装道で予備のガソリンをずいぶんとポリタンクに積んで持っていきました。 このルートを使う場合は、ガソリンを100リットルくらい携行された方がよいです。
鉄道はチグリス川沿いを北上してモスルからシリアの西部を横断してトルコの南側を通ってアレッポからトルコ領に入りイスタンブールというルートです。 当時はバグダッド発イスタンブール行き長距離列車が週に一便ありました。 私がシリア側の最終駅に着いたときは列車が2日前に出たばかりでしたので、タクシーで国境まで行きそこから2キロほど砂漠の中を歩いて(10月でも気温40度を超えてましたので今の体力では無理かな)イラク側の町に入り、ミニバスでモスルまで出て長距離バスでバグダッドまで帰りました。 このルートはイラクシリア国境地帯、特にシリア側は未舗装で無人地帯です。 盗賊が出没する可能性があるので、シリアの国境警備隊からよく見えるように晴れた日の昼間に行かれた方がいいと思います。 私が行ったときは一週間に国境を通過した人は3人くらいでした。 (国境にノートがあってそこに日付と名前を書く) このルートは北側にトルコの山脈が望めて景色がよいのでおすすめです。 モスルからバグダッドは5時間くらい。 外交官が殺されたチクリットや、ミナレットで有名なサマラを通る国道1号線コースより、アルビル、キルクックとクルド人地域を通る方が少し安全なようです。
もう一つのルートはクウェートから北上しバスラにはいるルートで、これが一番道がよかった。 その後2度も戦争をした地域ですから今はどうだかわかりませんが、昔はクウェートのお金持ちがベンツをとばしてクウェートの町からバスラまで2時間くらいで来たそうです。 もちろんバスラのキャバレーにお酒を飲みにくるのです。 帰りに酔っぱらい運転で転がっているベンツをよく見たというのが、当時このルートを使ってクウェートまで日本食を買い出しに行っていた大使館員の話です。 現在ではバスラからバグダッドまでのルートの安全性がちょっと心配です。 ナッシリアからクートに上がるコースがナジャフ経由より比較的事件が起こってないようですね。
最後のルートはイランと戦争中だったので私も通ったことがないのですがイランのカナキンという町から直接バグダッドに入るルートで深夜特急の沢木耕太郎はバグダッドの町の光を見たときの感動を書いていたと思います。
20年以上前の経験ですので、内容の責任はいっさい持ちません。 もしも行かれるときは最新の情報を集めてリスクを最小限にする努力をしましょう。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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